【磐田×G大阪】 トップ下の西紀寛
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■ J1リーグ・第2節 その7
柏との開幕戦を0対2で落としたジュビロ磐田がホームのエコパにG大阪を迎えたJ1の第2節。磐田は<3−6−1>に近い形。GK川口。DF加賀・田中・茶野。MF河村・山本・駒野・上田・西・成岡。1トップでFW萬代。新外国人のFWジウシーニョは出場停止。
アウェーのG大阪は<4−4−2>。GK藤ヶ谷。DF橋本・山口・水本・安田。MF明神・遠藤・山崎・二川。バレーとルーカスの2トップ。
■ 今シーズン初勝利
試合は予想に反して磐田が優勢。前半8分にMF上田のFKからFW萬代がニアーで合わせて先制。さらに、前半29分にもMF西の飛び出しからPKを獲得し追加点。ペナルティーエリア内でのファールだったのか微妙な判定でG大阪には厳しいジャッジだった。
2点リードを奪われたG大阪は、後半開始から猛反撃を開始する。最初の5分でFWバレーやMF遠藤が立て続けに決定機を迎えて計4度のチャンスをつかむ。しかし、磐田のGK川口の好守に阻まれてゴールは奪えない。すると、ロスタイムにも、磐田のMF太田のパスからFW中山が倒れこみながらゴールを決められて3点目を奪われる。
結局、3対0で磐田がG大阪を下して今シーズン初勝利。一方のG大阪は2試合を終えて勝ち点1とスタートダッシュに失敗した形となった。
■ 機能したトップ下の西
磐田はFWジウシーニョが出場停止のため、1トップ下にMF西とMF成岡を起用。MF成岡の存在感は希薄だったが、MF西は前半から積極的にボールに絡んで、チャンスシーンを演出した。
デビューしたころは、右のアウトサイドでのプレーが多かったMF西だが、ここ数年は中央でのプレーがほとんどである。シドニー五輪やアジアカップ2004の日本代表メンバーで能力の高さは折り紙つきだが、近年は怪我が多くコンディションを落としていたが、今シーズンは久々にベストパフォーマンスを維持している。
FW前田、FWカレンといった選手が不在の中、MF西にかかる期待は大きいだけに、大車輪の活躍が望まれる。
■ 理想的な試合運び
磐田は先制ゴールの時間帯と追加点のゴールの時間帯が理想的で、G大阪のリズムの悪さにも助けられたが、スコア的には3対0と完勝。厳しい試合となった柏戦からふっきれそうな勝利となった。相手がG大阪ということもあって、余計なことを考えずに、ただひたすらにハードワークを心がけてがむしゃらに試合に臨めたことがよかった。
中でも3バックの加賀・田中・茶野とGK川口の奮闘は特筆すべきものがあった。加賀を除くと、いずれもベテランの選手であるが、高い集中力はさすがだった。
■ 冴えた内山采配
2点リードの後半に、MF太田、FW中山というフレッシュな選手を投入。G大阪が前に出てくるその裏のスペースを効果的に扱えたことは、G大阪の反撃の威力を削ぐ形につながった。3点目のゴールは途中出場のMF太田とFW中山のコンビで生み出したもので、FW中山のゴールはエコパを興奮を呼び込んだ。
また、MF村井が怪我のため欠場したことで、MF上田を左サイドに回して、ボランチには18歳のMF山本を起用。MF山本はユース出身の新加入選手ではあるがすでに昨シーズンからしばしばトップチームでプレーを経験しているため新人という感じはしないが、この試合でも攻守にレギュラークラスと遜色のないプレーを見せた。
■ ムードの悪いガンバ
一方のG大阪は、後半開始から見せた怒涛の攻撃もゴールに見放されてリーグ戦は2試合連続ノーゴール。もともと、FWバレーもFWルーカスも抜群に決定力のある選手ではなく、チームとしていかに多くのチャンスを作るかがポイントではあるが、それにしてもこの試合は決定機を外し過ぎた。
特にFWバレーが波に乗れていないことが気になる。パンパシフィック選手権ではゴールを量産し、大飛躍を予感させたが、リーグ戦でもACLでも不発の状態が続いている。昨シーズンも同じ傾向が見られたが、結局、フィニッシュの部分はFWバレー任せになる部分が大きいだけに、復調が望まれる。
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