オシムジャパンを殺したのはセルジオ越後か? | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

■ セルジオに対する批判

サッカー季刊誌の「サッカー批評」の最新号でサッカージャーナリストの木村元彦さんが「オシムが注いだ愛情」という文中、痛烈に日本サッカー協会会長とセルジオ越後氏を批判している。木村氏は、「オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える」というベストセラーを生み出しているオシム監督に近い人物である。


先号(36号)の本誌のセルジオ越後インタビューを読んで私は吐き気を覚えた。度し難いのはオシムの欧州時代の実績を把握せずにオシム解任論を唱え、「どこでどのクラブで何をしたっていうの?」と言い放つ傲慢さである。(略)

セルジオ氏は怠慢この上なく評価対象に対する知識を全く持たずに罵倒する。これは評論以前の問題であり、他ジャンルであれば評論家としての仕事を剥奪されるであろう。あるいはプロデューサーや編集者が諌めるだろう。しかし、日本のサッカーマスコミは逆張りの辛口評論家として持ち上げ、テレビや専門誌で流通してしまう。(略)

監督が倒れている中で他者の批判はしたくない。しかし、監督の名誉のために以上のことは署名原稿の中で記しておきたかった。



   
36号           37号


サッカー協会あるいはサッカー協会会長に対する批判は珍しくないが、メディアにおいて、セルジオ氏にこれほどの批判を浴びせた人は、過去にいなかっただろう。画期的なことといえる。

■ 辛口?逆張り?

ここで、木村氏が「逆張り」と表現している点が興味深い。

確かにセルジオ氏の辛口発言が、日本サッカー界発展のための一助となっていた時代もあった。有名なのは、97年のフランスワールドカップ予選のエピソードである。再三の辛口発言に怒り心頭だった選手たちは、セルジオを見返すため、その発言をエネルギーに変えて戦い続けて、見事にフランス行きの切符を獲得したことがMF北澤豪らから語られている。

ほとんどの人が欧州や南米の最先端のサッカーを知らなかった時代は、「ものさし」をもつ彼の発言にも説得力があった。その功績は否定できない。

しかしながら、時代は大きく変わった。ここ最近の彼の発言は、日本サッカー発展のための一助となるどころか、逆に足かせになっているのではないかと感じる部分が少なくない。木村氏が語っているように、逆張り(批判のための批判)があからさまになってきている。

もちろん、すべての人がオシム代表に「マンセー」する必要はない。調整役も必要ではあるが、「辛口を求められているから」、あるいは、「大衆の興味を引くため」に、わざと「逆張り」のコメントをしているのであれば、これほど滑稽なことはない。

■ 無用なプレッシャー

オシム監督が倒れた要因は定かではないが、メディアから受けた無用なプレッシャーがその一因であったことは間違いない。それが残念でならない。

例えば、長く日本に住んでいる人であれば、「また、セルジオが何か批判している!」、「セルジオは何を言っているんだ?!。」と軽く受け流すこともできるが、日本語が理解できずに、異国の地で戦うオシム監督が、そのセルジオ発言を少なからず真に受けてしまったことは、木村氏の文面から間違いないだろう。

もちろん、オシム監督もアジアカップの成績には満足はしていないだろうが、その仕事に対しては、自信を持っていたはずである。しかし、日本でもっとも高名な評論家の1人から、「解任論」を唱えられたとしたら、動揺せずにはいられないだろうし、心労になったことは想像できる。

コアなサッカーファンはともかく、ライト層にとって、セルジオ発言はそれなりの説得力をもつ。セルジオ氏の発言は、1人の意見にとどまらず、大きな影響力をもつ。オシム監督が、セルジオ発言を世論の流れと勘違いした可能性は否定できない。

■ セルジオ氏の真意

セルジオ氏は、心の底では日本サッカーの願っていることは間違いない。アジアカップ04のときの喜び方を見る限り、彼が心底、日本サッカーを愛してくれていることは理解できる。

だが、それにしても、それだからこそ、この文章で、セルジオ氏を批判したい。

アジアカップ以後、「オシムは解任されるべき!」と唱えていたセルジオ氏は、オシム監督が退任して岡田ジャパンが発足したことを受けて、「これで日本代表が強くなる。」と、歓迎しているのだろうか?

■ 何のための辛口なのか?

以前から、セルジオ氏は、「何故、下位に低迷するジェフ千葉の選手を優遇するのか。」、「何故、リーグ戦で点の取れないFW巻を選び続けるのか?」、「アジアカップで4位になったのは、オシム氏の力不足である。」と論じてきた。

どこまで本心だったのかは分からないが、本当にそう思っているのであれば、記者会見の場でもいいし、個別のインタビューの場でもいい。オシム監督に直接、提言・進言したのであろうか?そういう情報は全く伝わってこない。常に、一歩、引いたところから、影から、代表チームを非難してきた。

サッカーの本場である欧州のメディアも辛口であるといわれるが、彼らは、信念をもってチームあるいは監督、選手を批判している。記者会見の場で激しく両者が対立するシーンがよく見られるが、それはチームの発展を願ってのことである。だから、両者の関係は成り立っているのである。セルジオ氏は面と向かってオシム監督に持論を主張できただろうか?いや、できなかっただろう。

■ 不幸な結末

代表監督にかかるプレッシャーは多大である。内容が悪ければ批判を受けて、結果が出なかったら批判を受ける。すべての人を満足することは不可能な職種である。

代表チームに対しては、あるときは批判も必要であろう。だが、その根底には必ず、「日本代表に強くなって欲しい」、「日本サッカーが発展して欲しい」という思いがなければならない。「歪んだ愛ゆえの批判」であったり、「盲目からの批判」、あるいは、「批判のための批判」であれば、百害あって一利なしである。

一部の夕刊紙や週刊誌が尊重されないのは、対立をあおるだけあおってそれっきりであるからである。世界のサッカー界は、日々進化を続けている。ドメスティックな足の引っ張り合いをしている暇はない。

見せ掛けだけの辛口はもう必要ないだろう。

セルジオ氏は、間違いなくサッカーを見る目があって、なおかつ、日本サッカーのことを思ってくれていると思う。だから、オシムジャパンがオシム監督によって、正しい方向に進んでいたことは、十分に理解できていたはずである。だが、辛口コメンテーターという立場が「逆張り」を求め、結果的にオシムジャパンを終焉させることにつながった。

だから、あえて言う。「オシムジャパン」を殺したのは「セルジオ越後」である。「岡田ジャパン」もそうならないことを切に願う。

※ 岡田ジャパンが発足し、メンバーも発表されましたが、まだ、完全には受け入れられない部分がありますね。気持ちを整理するために、その思いを文にしました。基本は更新停止中なので、クラブW杯関連の記事のupは、期待しないでくださいね。




■ Jリーグ総括(2007年)

 □ Jリーグベストイレブン

   当サイトが選んだ「J2ベストイレブン 2007」
   当サイトが選んだ「J1ベストイレブン 2007」
   J1・J2 ベストイレブンの投稿フォームへ

  ・チャンさんの選んだベストイレブン(J1)を追加しました。 → コチラ
  ・ホージェルさんの選んだベストイレブン(J1・J2)を追加しました。 → コチラ
  ・くうさんの選んだベストイレブン(J1)を追加しました。 → コチラ    New!!!




 □ Division2 クラブ別大総括

   07年 クラブ別大総括(1) 徳島ヴォルティス編
   07年 クラブ別大総括(2) 水戸ホーリーホック編
   07年 クラブ別大総括(3) ザスパ草津編
   07年 クラブ別大総括(4) 愛媛FC編
   07年 クラブ別大総括(5) モンテディオ山形編
   07年 クラブ別大総括(6) サガン鳥栖編
   07年 クラブ別大総括(7) アビスパ福岡編
   07年 クラブ別大総括(8) 湘南ベルマーレ編
   07年 クラブ別大総括(9) セレッソ大阪編
   07年 クラブ別大総括(10) ベガルタ仙台編
   07年 クラブ別大総括(11) 京都サンガ編
   07年 クラブ別大総括(12) 東京ヴェルディ1969編
   07年 クラブ別大総括(13) コンサドーレ札幌編


 □ Division1 クラブ別大総括

   07年 クラブ別大総括(14) 横浜FC編
   07年 クラブ別大総括(15) ヴァンフォーレ甲府編
   07年 クラブ別大総括(16) サンフレッチェ広島編
   07年 クラブ別大総括(17) 大宮アルディージャ編
   07年 クラブ別大総括(18) 大分トリニータ編
   07年 クラブ別大総括(19) ジェフ千葉編
   07年 クラブ別大総括(20) FC東京編
   07年 クラブ別大総括(21) 名古屋グランパス編
   07年 クラブ別大総括(22) ヴィッセル神戸編
   07年 クラブ別大総括(23) ジュビロ磐田編
   07年 クラブ別大総括(24) 柏レイソル編
   07年 クラブ別大総括(25) 横浜Fマリノス編
   07年 クラブ別大総括(26) アルビレックス新潟編
   07年 クラブ別大総括(27) 川崎フロンターレ編
   07年 クラブ別大総括(28) 清水エスパルス編
   07年 クラブ別大総括(29) ガンバ大阪編
   07年 クラブ別大総括(30) 浦和レッズ編
   07年 クラブ別大総括(31) 鹿島アントラーズ編




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2007/12/16 日本代表 全般 トラックバック:3 コメント:22



>>> バグさん

どうも、コメントありがとうございます。「ファルカンがあっさりと解任されたことによる、ある意味逆恨み」という視点は面白いと思います。リベリーノの件といい、身内(ブラジル人)に対する甘さも、目につくところです。

当然、ブラジル人なので、「ブラジル・スタンダード」で語るのは結構ですが、彼の批評が現状に合わなくなってきているのは残念です。このままのスタイルですと、単なるアンチの意見としか扱われなくなるように思います。それはあまりにも、もったいないと感じます。

2008年01月13日 じじ URL 編集


セルジオ越後氏については愛憎ない混ぜの批判のための批判がご本人の頭の中で錯綜しているのであろうと見ています。
検索で辿ってきていきなり申しわけありませんが、僕はセルジオ越後氏が批判を繰り返す一番大きい理由は日本協会がファルカン解任のノルマ不達成という課題ををそれ以降の代表監督に課さなかったことへの大いなる不満があるからだと見ています。セルジオはファルカンの通訳兼コーチという職を与えられていましたし、当時マスコミかや協会はファルカンの指導方法について疑問を呈していたことも合ってアジア大会ベスト4が留任のノルマに課せられたしだいでした。
ゆえに越後氏の代表監督への言及の一等最初はノルマという言葉への執着から始まります。日本協会の迷走は97年予選の加茂更迭に現れていますが、それでも体育協会傘下の慈善団体程度に過ぎない各スポーツ協会に比べれば資金も組織も比較になりません。無論問題もあります。現キャプテンの恫喝体質はチェアマン時代を経て極まれりといえるでしょう。ですが組織の長としてこの人物が果たしてきた役割はお世辞抜きに秀でたもであることは功罪含めても認めなければなりません。
セルジオ氏の発言もまた、このような経緯とともに過去の仕打ちに対する怒りからの腹いせ的な部分に負うところがあると思います。ただ季刊サッカー批評の氏へのインタビューにおける発言は批判という度を越えたヤッカミやオシム氏個人の評価を調べもせず、出自が王国ブラジルという自分のプライドに依存した醜い発言が多く、老醜の極みではないかと憤慨しましたが。
セルジオ氏が清水エスパルス監督に連れて来た元ブラジル代表リベリーノは一億円の契約料を受け取り、一年契約にもかかわらずクラブの成績が不振で半年足らずで解任を申し出て帰国してしまいましたが、一億円はしっかりと貰っていきました。セルジオが友人として連れて来た人物がまさにノルマを果たさず大金だけ稼いでとっとと帰国してしまった。彼の釈明は聞いたことがありません。
後年、ジュビロ磐田にあのフェリペが来てこれも半年で帰ってしまったとき、越後氏はクラブとして違約金を取るべきだとか批判していましたが、先年ご自分が同じことに手を貸したことへの反省や悔悟は聞かれませんでした。
セルジオは愛すべき人物ではありますが、何を言っても書いても許されるというのは大間違いであります。批判する者は同時に批判される者だということをサッカー批評の氏へのインタビューを敢行したライターは肝に銘じるべきでしょう。
長文で失礼しましたが、功罪合い半ばというのがあらゆる人物への正当な評価とみるならばそれに寄生(言いすぎかな)するモノ書きは分をわきまえて然るべきであり、過度な接触は為にする行為以外の何者でもないと思いますので大いに反省していただきたい。
最後に駄文にお付き合いさせてしまい申しわけありません。

2008年01月12日 バグ URL 編集


ええっ!たかが彼ごときにこんなにコメントが!?
べつに選手でも監督でもないのに何で。
私は頑固じじいがまた何か言ってやがんな、程度なんですが…

2007年12月21日 セルジオは神か? URL 編集


僭越ながら、再び投稿します。

時々セルジオさんが(私の感性にとって)変なことを言っていても私はあんまり気にしないようにしてます。というのは、あの人は日本に住んで長いため、自分が誰にどういうコメントを求められているか知った上で、コメントをしている気がします。つまり老若男女が見る地上波テレビ、サッカー好きが買うであろう専門雑誌、お父さん向けのスポーツ新聞、そして衛星放送にネットなどなど。

僕は、彼がどの媒体に向けてどのような発言をしているのかをみれば、彼が相手をみて言葉を選んでいる人間だということに気づきました。僕は前も書きましたが、スカパーやネットでは本音に近いセルジオがみれると思います。だから他の媒体はあんまり気にしません。

個人的には、こうやって僕らがサッカーのことを他人との話しのネタにできるようになったのは、良くも悪くも実はあのおっさんの影響なんじゃないのかなぁと実感していますが…

2007年12月21日 k URL 編集


セルジオだめですよね!!v-76

2007年12月20日 乾電池♪ URL 編集


テレビ対談してはいかがでしょうか?
それが一番だと思いますよ。雑誌とかはダメ。
やっぱりナマの声でないと。面と向かって言いたいこと
ぶつけ合って欲しいです。

個人の考え方はそれぞれ。どちらに言い分を正しいと
判断するかは本人次第。


説明と根拠のある批判はわかる。でもただ批判するだけ、というのは卑怯かと思います。木村さんも、セルジオさんも。今までコメントしてきた人たちも。


2007年12月20日 lyon URL 編集


>>> bluseさん

どうも、コメントありがとうございます。セルジオ氏が本心では、どのように思っているのか、聞いてみたいですね。無理に「辛口発言」をするよりも、よほど、日本サッカーの未来のためになるように思います。

>>> カカぁ天下さん

どうも、コメントありがとうございます。

ただ、

セルジオのいうことに反感をもつ人ほど彼の論理を正しいと思っているひとでしょう。

という下りは、全く違うのではないでしょうか。

>>> 通行人Aさん

どうも、コメントありがとうございます。オシム監督が、どの程度、日本のメディアから発せられる情報を摂取していたかは、確かに疑問です。(ほとんどを翻訳させていたというトルシエさんは、それはそれですごいことだと思いますが・・・。)

ただ、木村氏がサッカー専門誌の紙面上であれほど個人を攻撃していることから考えると、ある程度の情報は入っていたのではないかと想像します。ただ、その発言をどの程度、オシム監督が真に受けていたのかは不明ですがね。

>>> トオルさん

どうも、コメントありがとうございます。確かに、公平にすべてを批判をするのであれば、まず身の回りの人(角沢氏、松木氏あたり)を攻撃して欲しいように思います。まあ、無理でしょうが・・・。

>>> takaさん

どうも、コメントありがとうございます。セルジオ批判派タブーのような雰囲気がありますから、木村氏の発言は大きなことだと思います。

表題(=オシムジャパンを殺したのはセルジオ越後か?)についてですが、takaさんがおっしゃられているような感じで、「セルジオ越後」「セルジオ的な人」「誤った態度で批判をしている人たち」という意味にとって欲しかったのですが、どうも技量不足のため、セルジオ氏を個人攻撃しているかのようになってしまいましたが・・・。

とにかく、オシム監督の意思を引き継いで岡田監督も正しい道を進んでくれることを期待します。ただ、ボクは、日本サッカーの未来は明るいと思いますが・・・。うまくまとまりませんが、この辺で。

>>> 吉田さん

どうもコメントありがとうございます。

セルジオの論旨が、誰の目から見ても100%妥当だった場合と、まったくの暴論だった場合。この2パターンで、それぞれオシムが倒れたとき、セルジオの責任って変わるんですかね?

というご意見ですが、ボクは全く別物であって、(責任があるのだとすれば、)大きな違いがあると思います。正当な批判については全く問題ないことだと思いますし、黙認することよりもよっぽどいいと思います。

むしろこの文中で言いたかったことは、「批判をしてはいけない。」とか、「批判のためにオシム監督が倒れた。それは、セルジオ氏のせいであり、責任を取るべき。」とか、そういう次元ではありません。セルジオ氏が、本心から辛口のコメントをしているのであればそれはありなのですが、どちらかというと、辛口コメンテーターだから、無理に(オシムジャパンや鹿島アントラーズやJリーグに対して、)批判的な発言をしているのではないかという疑念を抱いたから問題視したのです。

2007年12月19日 じじ URL 編集


セルジオ越後の批評について、妥当性を考えるのは良いことですが、
それとオシムの件は、まったくぜんぜん関係ない問題ではないですか。
そこを絡めて話すのは、ひどい感情論です。

ちょっと考えてみてください。

セルジオの論旨が、誰の目から見ても100%妥当だった場合と、まったくの暴論だった場合。
この2パターンで、それぞれオシムが倒れたとき、
セルジオの責任って変わるんですかね?

……変わらないですよね。
どっちも「責任ない」ですよ。

監督の健康管理の問題なのですから、本人と、周囲の人間の問題だと思いますよ。

他の一流国(ブラジルなど)の監督は、もっとプレッシャーが掛かった中で仕事をしているわけだし、サッカー監督に限らず、企業経営者などの責任あるポストはみんな、プレッシャーとの戦いです。その代わり、報酬や名誉、あるいは「やり甲斐」といった代償があるわけです。

オシム批判なんて、トルシエやジーコの頃より小さい騒音。監督経験の豊富なオシムが、それが原因で倒れるなんて考えられないし(そう考えること自体がオシムに失礼では?)、代表監督としてあってはならないことです。

2007年12月18日 吉田 URL 編集


初めてコメントいたします。
木村さんの記事を私も読みました。
木村さんが言いたいのは、オシム監督(私にとってはまだオシム氏は監督です)が倒れた今、オシム監督が日本サッカーのためにやろうとしていたことを、ちゃんと継承してほしい、いや、するべきだ、ということだと思います。
オシム監督が倒れたのは、セルジオ越後氏が批判したことでも(そもそもオシム監督はセルジオ越後氏の存在を知っていたのだろうか、と疑いますが)、川渕氏を筆頭とするサッカー協会のバックアップがなかったばかりか、アンチ・オシム一派とやりあわねばならなかったこととも直接には関係ない。倒れたことが誰のせい、と木村さんは批判しているのではない、と私は読みました。

木村さんが問題にしているのは、オシム監督がやろうとしていた「世界と戦える日本サッカーを方向づける」という大きな目標が、巨利が動く組織にたかって私利私欲をはかろうとする人たちや、きちんとした取材もせず、知識も情報もいい加減なまま、ただおもしろおかしく目先のことだけを書き連ねるメディアによってゆがめられてしまうことへの懸念ではないでしょうか? 前者を象徴するのが川渕三郎氏であり、後者の象徴がセルジオ越後氏である、と私は解釈しました。

私は木村氏の文章を読んで、鳥肌が立ちました。
いま日本サッカーを取り巻く環境は、決して明るいものではありません。またその未来も危うい。オシム監督はそこに希望を与えてくれました。もしかしたら、日本もいつか世界と戦えるようになるかもしれない、という希望です。その希望の光を決して消してはならない、と私は木村さんのこの文を読んで思いました。

2007年12月18日 taka URL 編集


そもそも、「批判」ってチームを成長させるためのものですよね。そもそもセルジオさんは、そういう批判今までほとんどしてこなかったんですから。管理人さんがおっしゃるように揚げ足とりだったり、根拠の薄い批判だったりあの仕事ぶりでお金貰ってるのは腹立たしい。テレビ朝日で解説してるんだったら角澤の実況に注意するとか、自分の周りをまず批判して成長させて欲しい。ただ、オシムが倒れた事とはセルジオは関係ないとは思ってます。

2007年12月18日 トオル URL 編集


セルジオ氏の言ってることの是非はともかく、
オシム氏は自分がそういう批判を紙面でされていたことを知っていたのかなという疑問があります。
トルシエ時代はダバディ氏が個人通訳としてついていたので新聞も全て翻訳していたそうですが、オシム氏にはそういう人はいませんでした。
オシム家に行ったことのある人のブログによると、オシム家では自宅に届く書類の意味もわからなくて困っていた様子。
そんな中では雑誌やスポーツ新聞でセルジオ氏が何を言っていたか知ることはできないのではないか。
その点で木村氏の結論付けは乱暴すぎると感じます。

2007年12月18日 通行人A URL 編集


贔屓の引き倒しとはよくいったものですが、オシム氏が倒れたのは誰のせいでもないです(笑)本人の健康問題、それだけ。ユーゴ代表監督まで努めた人物がたかが日本のおっさんのいうことに動揺したとしたら、それこそオシムは「小人」ということです。
勝手に「標的」をつくって攻撃をするのはみっともないのでやめましょう(笑)

大体、オシムの体型はあきらかに「メタボ体型」(笑)
だし、協会も健康問題に問題があるのは当初から承知済みといってるんだから、誰にも責任なんかありません。

セルジオのいうことに反感をもつ人ほど彼の論理を正しいと思っているひとでしょう。ナントカさんも結局誌面でしか言わないのだったらセルジオを同類。

いっぺん自分から誌上対談でも申し込めばいい

2007年12月17日 カカぁ天下 URL 編集


セルジオ氏については、そりゃ王国から来たヒトですもん、まぁそんな見方もあるんだなぁって程度でそれ以上でも以下でもない。
てか、あれは「批判」なんてものじゃないでしょう。単なるコメントですよ。私は彼から本当の「批判」を聞いてみたいなぁ─

2007年12月17日 bluse URL 編集


補足します。

サポティスタさんのところで、

どちらかといえば、メディアのプレッシャーよりも、オシムに寄りかかろうとする人たちの重みの方が大きかったのでは、と思うけど。

というコメントがありましたが、一理あるかな、と思います。ドイツW杯以後、何から何までオシムさんに頼りきっていたわけで、その負担は間違いなく大きかったと思います。オシム監督を病人にしてしまったことについては、文中にあるようにセルジオ氏ら批判派の人だけの責任ではなく、オシム監督を救世主的な扱いをしたすべての人の責任なのかもしれません。

2007年12月17日 じじ URL 編集


>>> yohanさん

どうも、コメントありがとうございます。

たしかに、セルジオ氏の意見は、あまり戦術的な話は出てきませんね。めちゃくちゃサッカーを知っている人だと思うので残念に思います。

>>> heijuroさん

どうも、コメントありがとうございます。

セルジオ氏のブログも実際に本人が書いているのか、疑問な部分はありますが、まあ、コメント欄があったら、すぐに収拾がつかない事態になりそうです。

>>> ハッサン二世さん

どうも、こんにちは。

確かに、Jリーグをしっかりと見ているのか、やや疑問に感じる部分もありますね。

>>> けんさん

どうも、コメントありがとうございます。

「結果を残して初めて評価する」というスタンスは、もちろん有りなのですが、果たして、セルジオ氏がそれに当てはまるのかというと疑問です。最近は、何でもかんでも批判しているように感じます。

>>> jiroさん

どうも、コメントありがとうございます。

確かに、アジアカップ後の論評から判断すると、監督を交代させたがっていたように思えますよね。それが、本当に日本サッカーのためになると考えているのか、非常に疑問です。

>>> kさん

どうも、長文ありがとうございます。長文は歓迎です。

木村氏はオシムさん側の人なので、彼の発言のすべてが真実で正しいことだと考えるのは、確かに危険です。近い立場にある選手や監督に対して、ライターが甘くなってしまうこと、批判できないことは、日本のライターのかかえる問題点の1つだと思います。

おっしゃられているように、プレッシャーの無い状況では、チームも選手も進歩しないでしょう。セルジオ氏の批判が、ストレートにオシムジャパンの終焉につながったとは思いませんが、全く無関係ではないでしょう。

正当な批判は当然すべきであって、その批判がエネルギーになってチームを発展させることもあるでしょうが、揚げ足取りのような批判や根拠の薄い批判は、チーム作りを行う上で、足かせにしかならないように感じます。

辛口というスタイルは変わらないでしょうから、今後、セルジオ氏には、3流タブロイド紙のような批判ではなく、真っ当で根拠のある批判を期待したいものです。

2007年12月17日 じじ URL 編集


>「どこでどのクラブで何をしたっていうの?」

知らずに称えてる日本人へ逆に質問したうまい言い回しなのですが・・・理解出来ないなんて・・・

2007年12月17日 zono URL 編集


確かにニッカンスポーツのHPにあるセルジオのブログは文字数も少ないせいか、時にえらそうに時にoffensiveな意見の持ち主にみえることも少なくありません。そして時に筋が通ってないことをいうおっさんだなとも感じます。

それは今野が出場した理由をメディアに「普段彼が頑張っているから、あれは御褒美だ」と言ったオシムにもいえることです。つまりどんな完璧な人間でもそういう類のこと((揚げ足を取られるような発言))はありえることだと思います。

まだこの木村さんの文章を呼んでいない私がこんなことを書くと反感を持たれるかもしれませんが、中田英寿における金子達仁や小松成美さん。オシムにおける村元彦さん達は、あれだけ取材をしお話を聞き、お世話になった人々を批判の対象として文章を書くことが本当にできるのでしょうか?つまり彼らの書く文章は必然的にそういった人物についての否定的な表現が少なくなりがちであるということも僕らは知っておく必要があると思います。(意地悪な文章でゴメンなさい。今回の木村さんの文章について意味しているわけではありません。)

だからオシムの実績を軽視したような発言に気を悪くし、それは事実でないといいたい木村さんの気持ちもよくわかります。

僕は村上龍さんのRVRっていう企画でサッカーについて語ってるセルジオさんを見て、あぁやっぱこのおっさん日本のサッカーに愛があるんだなぁと感じました。06年の本大会後にスカパーでしゃべってたセルジオさんにもなかなか感銘を受けました。だから地上波や新聞でのセルジオさんの意見はただの「逆張り」に見えることもしばしばです。

最後にですが、これくらいでオシムが駄目になってしまうくらいならば、オシムにトルシエあるいはジーコ以上の結果を求めてはいけないということになってしまいます。僕は選手・監督への(良い意味でも悪い意味でも)プレッシャーが無い国は厳しい試合で勝つことはできないと思います。


2007年12月17日 k URL 編集


セルジオのブログ、バックナンバーが見れるんだけど、面白いことにジーコの頃は批判の対象は監督ではなく、選手がほとんどなんだよね。

で、一通り読んでみたけど正直そこに愛は感じられなかったな。特にオシム就任後は、ネガティブキャンペーン張ってまるで監督の座から引きずり降ろそうとしている様にさえ見える。
サッカー批評の宇都宮さんとの対談も読んだけど、なんか異様な感じさえ受けたよ。

2007年12月17日 jiro URL 編集


盲目になってオシムオシム言ってた人もどうかと思うけどね。
なぜ弱いジェフから〜なぜ点の取れないFWを〜てのはもっともな意見だし。
結果を残して初めて評価するっていうセルジオのスタンスは間違ってはいないと思う。
まぁ最近批判の為の批判が増えたのは確かだけど。
でも・・・オシム就任当時のもうこれで大丈夫的な雰囲気はおかしかったし、その中で堂々と批判したことは評価してもいいと思う。

2007年12月17日 けん URL 編集


自分も木村さんの読みました。凄い同感でした。本当酷い時のセルジオは吐き気覚えますね。ただ目立ちたいだけにしか今はみえませんね。

批判も必要ですけど適切が欲しいです
サッカーの事真剣に考えているんでしょうから

ただ彼がJリーグをいつも見ているのかは疑わしく思えてしまいます

2007年12月17日 ハッサン二世 URL 編集


同感。
セルジオ氏は批判する一方で、氏のブログには
コメント・トラックバックができない。
オシムを批判するが、自分(セルジオ)を批判することは許さない。
そんな輩に批判する資格はないと思います。

2007年12月16日 heijuro URL 編集


一億総セルジオww

あの人の批評になってないんですよねぇ。

戦術とかもっとちゃんとした分析をしてほしいですよ。

てか無理か。

木村さんのこの記事を偶然読みました。ある意味すごいと思いました。

2007年12月16日 yohan URL 編集













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