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【甲府×大宮】 ぬるい残留争い | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

■ 残留争いの直接対決

勝ち点「27」で17位のヴァンフォーレ甲府と、勝ち点「31」で15位の大宮アルディージャの対戦。ホームの甲府は、残り3試合で勝ち点差を縮めるためにも、絶対に勝たなければならない試合である。

対する大宮は、この試合に勝てば自動降格圏内である17位以下の可能性は無くなるが、入れ替え戦に回らなければならない順位である16位の広島との勝ち点は同じであり、突き放すためにも、勝利が欲しいところである。

甲府は、<4−3−3>に近い布陣。GK鶴田。DF杉山・池端・秋本・井上。MF林・藤田・保坂。3トップ気味でアルベルト・茂原・石原。

対する大宮は、<4−5−1>。GK江角。DF西村・村山・冨田・波戸。MF斉藤・佐伯・藤本・小林大・小林慶。FWペドロ・ジュ二オール。

■ 強風の影響で・・・

試合は、前半から、強風の影響もあって、なかなか両チームともに思うような攻撃が出来ない。甲府は、前半は風上で、サイド攻撃からチャンスを作ろうとするが、クロスボールが風に流されていいボールがゴール前に供給できなかった。

対する大宮はやや引き気味の陣形。1トップのFWペドロ・ジュ二オールが機能せず、前半はチーム全体でシュート1本のみに終わった。

後半は、風上になった大宮が、MF小林大らのミドルシュートで甲府のGK鶴田を脅かす。甲府は、終盤にFW羽地やFWラドンチッチら長身フォワードを投入しゴールを狙うが不発。結局、0対0のスコアレスドロー。甲府にとっては、痛すぎるドローでJ2降格が現実味をおびてきた。

■ 持ち味を出せなかった甲府

甲府は、大宮の守備網に苦しんで、持ち前のショートパス主体のサッカーが完全に封じられた。アンカーのMF林が不調で、MF茂原やMF藤田らの個人技を生かせる場面を作ることが出来なかった。

終盤には、長身FWの羽地とラドンチッチを投入するが、チーム内の意思統一が不徹底で、2人の高さを生かせず、最後までチャンスを作ることが出来なかった。

■ ぬるい雰囲気

残り試合を考えると、甲府としては絶対に勝たなければならない試合であり、引き分けは負けに等しかった。したがって、もっとがむしゃらに攻めてくるかと思われたが、そうでもなかった。結局、残念ながら、最後まで甲府イレブンからは、「勝たなければ!!!」という強い気持ちが伝わってくることは無かった。なんとしてでも、甲府にはJ1に残留してほしいと思っている身としては、この点が非常に残念だった。

対する大宮は、同じ勝ち点の広島も引き分けに終わったため、残留に一歩近づいたとはいえ、やはり、勝ち点3が欲しい試合であった。風に悩まされたとはいえ、ミドルシュート以外ではチャンスが作れず、不完全燃焼だった。

残留に向けて、注目の直接対決ということもあって、この試合の小瀬競技場は、ほぼ満員となる15151人の大観衆が訪れたが、正直、スタジアムの雰囲気もぬるかった。通常、残留争いの直接対決となると、もっと激しくて熱い戦いとなるのが常だが、伝わってくる雰囲気は、消化試合を思わせる様相であった。

もちろん、両チームの選手とも、残留を目指して懸命に戦っていることは理解できるが、それが伝わってこなければ、サポーターもヒートアップしようがないし、さらに甲府のサポーターも、せっかく大人数が集まったのだから、サポーターからイレブンに激を飛ばして渇を入れるくらいのことをして欲しかった。

現在のJ2の昇格争いを見れば分かるように、1度、J2に降格すると、再度、昇格するためには、莫大なエネルギーが必要となる。残り2試合。甲府も大宮も、最後まで悔いを残さない試合をして欲しい。サポーターのためにも・・・。




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2007/11/19 ヴァンフォーレ甲府 トラックバック:0 コメント:0














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