【ACL:川崎F×セバハン】 ベスト4ならず。
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■ ACL準々決勝
ACLの準々決勝。川崎Fとイランのセバハン。初戦をアウェーで引き分けている川崎Fは、勝てば準決勝進出だが、スコアレスでないドロ−だと、アウェーゴールの差で敗退する。
先日の柏戦で主力メンバーを温存した川崎Fは、この試合には、ベストメンバーをそろえてきた。GK川島。DF箕輪・伊藤・寺田。MF中村・谷口・森・村上・マギヌン。FWジュニーニョとチョンテセ。
前半7分、セバハンが立て続けにCKを獲得し、最後は、ヘディングでネットを揺らすが、これは、ノーゴール。川崎Fは、中村らが積極的にミドルシュートを狙っていって、リズムをつかもうとする。
川崎Fは、前半に、左サイドを突破したMF村上からのクロスをFWジュニーニョが中央でフリーであわせたシーンと、FWジュニーニョが相手DF3人をかわしてシュートを放ったシーンの2度の決定機を作るが、いずれも相手GKのファインセーブに阻まれてゴールならず。
後半も、川崎Fが試合を支配するが、どうしてもゴールを奪えない。セバハンは、時折、カウンターからチャンスを作るが、ラストパスの精度を欠き決定機は作れず。試合は、延長戦でも決着がつかず、スコアレスのままPK戦へ。
川崎Fの4人目の谷口が決められなかったのに対して、セバハンは5人全員がGKの逆を突く冷静なキックを見せて全員成功。セバハンが、準決勝に進出した。
■ 国際試合の重さ
試合は、川崎Fがホームの利をを生かして、120分間攻め込んだが、どうしてもゴールを奪えなかった。PK戦は、得てして、120分の戦いで劣勢だったチームに転がるケースが多いので、敗れたのは不運ではあるが、やはり、120分間の戦いで決着を付けたかった。川崎Fは、何度もチャンスを作った。だが、セバハンの守りが堅く、ゴールには至らなかった。
アジアカップでも痛感したことだが、やはり、ドメスティックな戦いと国際試合では、ゴールの重みが違ってきて、Jリーグで普段見せているようなプレーに、何かをプラスアルファで加えなければ、ゴールは生まれない。川崎Fの攻撃は悪くなかったが、何か少し足りなかった。
ただ、こういった厳しい戦いを経験できたというのは、川崎F、そして日本のサッカー界においては、非常に大きな財産となるだろう。これまでは、日本代表選手しか経験できなかった「国際試合の経験」を、そうではない多くの川崎Fの選手が肌で感じることが出来たこと、そして、ACLに参加することで、そういうシビアな経験が出来るという前例が出来たことは、大きなものである。
川崎Fの戦いは終わったが、このままでは、終われないと選手たちは思っているだろう。ACLの出場権を獲得することは簡単ではないが、次のチャレンジに向けて、戦いを始めて欲しい。
■ 憲剛の交代
川崎Fの関塚監督の采配として、やや疑問に思われるのが、延長戦の前半にキャプテンの中村憲剛を外して、大橋を起用したことである。中村の足がつっていて、思うような動きが出来なくなっていたため必然の交代だったのかもしれないが、「Do or Die」の試合であるならば、なおさら、憲剛にはピッチに立ち続けて欲しかった。
セバハンの選手が最も警戒していたのが中村憲剛であり、動けなくなっていたとしても相手に与える影響は絶大である。賛否両論はあると思うが、憲剛と心中して欲しかった。それで負けたとしても、悔いはなかったはずである。
川崎フロンターレ:採点
GK:川島 5.5
→ PKで1本ストップしたかった。
DF:箕輪 6.0
→ 守備は問題なし。決定機を決めたかった。
DF:寺田 6.5
→ 安定した守備で貢献。
DF:伊藤 6.0
→ 悪くなかった。
MF:森 6.0
→ 打開できていただけに、負傷が悔やまれる。
MF:村上 6.5
→ 攻守に高い貢献を見せた。
MF:中村 6.0
→ 積極的にゴールを目指したが・・・。
MF:谷口 6.5
→ ハードな守備で引き締めた。
MF:マギヌン 5.5
→ 軽率なミスが多かった。
FW:ジュニーニョ 5.5
→ キレていたが、シュート精度がなかった。
FW:チョン・テセ 5.5
→ 強さを見せたが、味方を生かすことは出来なかった。
サブ:井川 5.5
→ 攻撃で貢献したかった。
サブ:大橋 6.0
→ うまくボールを触って、リズムを作った。
サブ:我那覇 5.5
→ 攻撃に変化を生み出したが、シュートチャンスは作れず。
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