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【名古屋×G大阪】 熟成する2トップ | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

■ J1第24節

水曜日の第23節で、3位の鹿島アントラーズに5対1で勝利し、ようやく落ち着きを取り戻した感のある2位のガンバ大阪が、名古屋グランパスと対戦。

名古屋は、左サイドのMF本田とDF阿部が出場停止。<3−4−3>に近い布陣で、大森・米山・吉田の3バックで、藤田・渡邊・中村・山口の中盤。前線は、杉本・玉田・津田の3トップ。

対するガンバ大阪は、いつもの<4−4−2>。加地・山口・シジクレイ・安田のDFラインで、明神・橋本・遠藤・二川の中盤で、バレーと播戸の2トップ。

■ 4対1の勝利

試合は、前半14分と後半3分にMF遠藤のパスを受けたFWバレーがゴールを決めて、G大阪が2点をリードする。名古屋も、故障明けのMF金を投入し反撃をうかがうが、後半25分にFW播戸、後半27分にFWバレーが追加点を挙げて4対0とリードする。

終盤に、FW杉本のゴールで1点を返されるが、大勢には影響は無く、結局、4対1でG大阪が勝利し、浦和レッズとの勝ち点差を「1」に縮めることに成功した。

■ ハットトリックのバレー

G大阪は、FWバレーがハットトリックの大活躍。再三、DFラインの裏に抜け出して、数多くのシュートチャンスをつかみ、そのうちの3回をゴールにつなげた。

バレーが、ゴールの量産体制に入りつつあることも収穫だが、それ以外に、バレーと2トップの相棒の播戸とのコンビネーションが確立されてきていることが大きい。この試合では、2トップの2人だけで相手DFを崩すシーンが何度も見られた。

ポゼッションスタイルのG大阪では、遅攻から、両サイドバックのオーバーラップを促して、サイドから攻撃する形が持ち味のひとつとなっているが、前線のスピードのあるフォワードの能力を生かしたファーストブレークも大きな武器である。昨シーズンのマグノ・アウベスと播戸の2トップのような関係を、バレーと播戸の間でも築くことが出来れば、破壊力は増す。

■ 途中出場の寺田

2トップ以外では、後半開始から投入された、MF寺田の活躍が目を引いた。DF安田に代わってピッチに立った寺田は、攻撃的MFでプレーし、1アシストを含む鋭いパスとドリブルで、やや停滞感のあった前半のムードをいっそうさせる働きを見せた。

五輪世代ではあるが、MF家長、MF安田、MF倉田らの活躍の前に、影が薄くなっていた最近の寺田だったが、久々に、存在感のあるプレーを見せた。

あえて言うと、選手層という部分では、浦和や鹿島と比べると見劣りがするG大阪なので、寺田のように、流れを変えられる駒を1つでも多く、作っておきたい状況で、面白い存在になるかもしれない。

■ キープレーヤーの不在に泣く。

名古屋は、先日の試合から、左サイドで抜群の存在感を示していた、MF本田とDF阿部の2人を、ともに出場停止で欠き、なかなか攻撃の形が作れなかった。

期待された両ウイングバックに関しては、右の津田がアグレッシブな動きで攻撃を活性化させ、左の渡邊が再三、サイドで1対1の勝負を行うなど、光るプレーも見せたが、ともに、守備で苦戦した。

渡邊は、五輪代表でのプレー経験を持つレフティであり、左サイドでボールを持ったときに、突破&クロスを上げる形を持ったいい選手であるが、柔軟性に欠けるきらいがあり、その能力を生かしきれていない。

■ 玉田の復活はあるのか?

怪我から復帰して、2試合連続ゴール中だった元日本代表のFW玉田は、この日は、ノーゴールに終わった。2度ほど、決定機を迎えたが、満足なシュートは打てず、不完全燃焼だった。

ドイツW杯でゴールを決めた玉田だが、それ以後は、怪我もあって、満足なプレーは出来ていない。ただ、まだ、26歳であり、同年代の選手の多くが代表でも活躍している中で、まだまだ、存在感を発揮していかなければならない。

全盛期のスピードはよみがえるのかどうかが、問題ではあるが、潜在能力は、日本のフォワードの中でも、有数である。




ガンバ大阪:採点

GK:藤ヶ谷 6.0

 → きわどいシュート自体が無かった。

DF:加地 5.5

 → 調子は上がっている。だが、クロスの精度は、もうひとつ。

DF:山口 6・0

 → 無難にこなした。

DF:シジクレイ 6.5

 → 果敢なオーバーラップもあって、意欲的。

DF:安田 5.5

 → 特別悪くなかったが、前半で交代。

MF:明神 6.5

 → この選手は、本当にミスが少ない。

MF:橋本 6.0

 → 橋本のサイドバックは、それほど効果的ではないような気も。

MF;遠藤 6.5

 → 2アシスト。アバウトに見えるパスでも、実に計算されつくしている。

MF:二川 5.5

 → ここ最近では、いい部類だったかもしれない。

FW:バレー 7・5

 → 相手からすると、恐い選手だ。

FW:播戸 7.0

 → 調子が上がってきた。

サブ:寺田 7.0

 → 新しいカードになるかもしれない。




名古屋グランパス:採点

GK:楢崎 5.0

 → 2失点目は、彼のミスかな。

DF:大森 5・0

 → 播戸にやられるシーンが目立った。

DF:米山 5.0

 → 苦しい試合だった。

DF:吉田 4.0

 → いい経験になった。

MF:山口 5.0

 → 効果的なプレーは出来なかった。

MF:藤田 6.0

 → やはり、光っている。

MF:中村 5.0

 → もっと、プレーに関与しなければ・・・。

MF:渡邊 5.5

 → センスはあるが、1人でプレーしているような印象。

FW:津田 5.0

 → 右サイドにこだわらずに、もっと自由にプレーした方が、相手としては嫌だったかもしれない。

FW:杉本 6.0

 → 一瞬の速さは脅威。だが、サイドでボールを受けるシーンが多く、シュートには直結しなかった。

FW:玉田 5.5.

 → この試合では不発。

サブ:小川 採点なし。

 → 採点なし。

サブ:金 5.5

 → 久々の出場だが、流れを変えられず。

サブ:片山 採点なし。

 → 採点なし。




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2007/09/02 ガンバ大阪 トラックバック:0 コメント:0














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