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【千葉×大分】 水野晃樹の左足 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2007年08月29日
■ こう着状態から

残留争いをする、ジェフ千葉と大分トリニータの対戦。千葉は、ホームで当面のライバルを相手に、勝ち点3が必要な試合。

序盤は、両チームとも慎重な入り方で、動きの少ない展開となったが、前半15分あたりから、千葉は、3バックの中央に入っているDF中島が、攻撃に参加し始めて、徐々にチャンスを作っていく。大分は、カウンター主体で、FW松橋のスピードを生かして、何度かチャンスを作りかけるが、決定機は作れず。

そんな中、前半37分、右サイドのMF水野のセットプレーから、MF佐藤がバックヘッドで合わせて、千葉が先制する。さらに、後半20分、千葉は、またしてもMF水野のクロスボールから、左MFの山岸がダイレクトで合わせて、2点目。大分は、MF西山やMF金崎を投入するが、千葉の鋭い出足の前に、攻撃は機能しなかった。

後半38分に、水野のミドルシュートで3点目を挙げると、完全に集中力の切れた大分から、MF工藤、FW青木、MF水野がダメ押しのゴール。結局、予想外の6対0という点差で、千葉が圧勝した。

■ 2ゴール2アシスト

千葉は、前節の千葉ダービーでスタメンから外されたMF水野が、その鬱憤を晴らすかのように、4得点に絡んだ。

ただ、アンストッパブルな状態だったかというとそうではなく、大分もダブルボランチや左MF根本がしっかりと水野をマークし、水野が得意のドリブルでサイドを切り裂くようなシーンはほとんど無かった。だが、この試合の水野は、キックの精度が抜群で少ないチャンスをことごとくチャンスに結びつけた。したがって、効率的に大きな仕事をした。

水野というと、「右足でのクロス」のイメージが強いが、ここ最近は、完全に右足を警戒されており、中に切れ込んで、利き足ではない左足でクロスを上げることが多いが、この左足のクロスの精度が上がってきており、水野の左足のクロスが、得点を生み出すケースが増えている。プレーの幅が、広がってきている印象である。

■ 左サイドの山岸

水野と同様に、左サイドの山岸もいいプレーを見せた。彼は、強さや高さ、運動量といった点で、サイドアタッカーとしては並外れており、大分のキーマンである高橋を完封し、さらには、貴重なゴールもマークした。

アジアカップの日本代表チームの中では、なかなか、機能しなかった山岸の左サイドだが、右サイドに水野がいて、そこから、高精度のクロスが入ってくると、相乗効果で、山岸のゴール前への飛び出しが生きてくる。山岸のゴールは、千葉らしい、両サイドをワイドに使ったダイナミックなゴールだった。

山岸という選手は、チームメートに使われてこそ、本来の持ち味を発揮するタイプなので、このまま、チーム状態が良くなれば、もっと、いいプレーを見せられることだろう。

■ リベロの中島

MOMは、千葉のリベロの中島だろう。前半に、一度、大分のFW高松のドリブルにあっさり振り切られて、フリーでシュートを許すシーンがあったが、それ以外では、攻守に落ち着いてプレーし、前が手詰まりになると、うまいタイミングで中盤まで上がって組み立てを行ったり、前線に飛び出していったりと、縦横無尽に働いた。

中島は、DF能力という意味では危なっかしい部分もあり、不安要素の1つではあるが、それでも、ストヤノフが抜けたことで、彼に頼らざる得ない部分があるので、中島が安定したプレーを見せてくれれば、千葉は、いい試合を続けられるだろう。

■ 集中力の切れた大分

大分は、かなり消極的なプレーに終始し、大敗を喫した。前半から、引き気味にプレーし、千葉が前掛かりになった裏のスペースを、カウンターで突くというのが、作戦だったかもしれないが、先制ゴールを奪われたことで、そのプランは完全に狂った。

1点リードを許してからも、なかなか、攻撃のスイッチが入らず、FW高松やMF梅崎の能力を生かすことが出来なかった。敗れたことはともかく、6失点という数字は、残留争いの中では、響いてくるかもしれない。

■ エジミウソンとホベルト

大分は、3バックの中央に入ることが多かった、DF森重が出場停止のため、その位置にボランチの藤田を下げて、中断期間に加入した、MFホベルトとMFエジミウソンを起用。

2人とも、すでにJリーグで実力を証明している選手であり、その能力には疑いようも無いが、この試合では、なかなか機能しなかった。タイプ的に、やや似ている選手であるので、役割分担を明確にしたい。




ジェフ千葉:採点

GK:立石 6.5

 → ファインセーブで流れを呼び込む。

DF:斉藤 6.0

 → 高松に苦しむシーンもあったが、得点は許さず。

DF:中島 7.0

 → MOM。

DF:水本 6.5

 → 攻撃面でも、貢献度は高かった。

MF:佐藤 6.5

 → 貴重な先制ゴールとダメ押しのアシスト。

MF:下村 6.0

 → チームメートを操った。

MF:水野 7.0

 → ドリブルは控えめも、2ゴール2アシスト。

MF:山岸 6.5

 → ダイナミックなゴールで追加点。対面の高橋を完封。

MF:羽生 6.0

 → 守備での貢献は高かったが、攻撃ではいまひとつ。

FW:巻 6.0

 → ゴールは無かったが、悪くない。

FW:レイナウド 5.5

 → 徐々に、チームにフィットし始めている。スルーパスは、脅威。

サブ:新居 5.5

 → チャンスはあったが、シュートまでもっていけず。動きは悪くないが。

サブ:工藤 6.0

 → チームの勢いにのって、4点目のゴールを決める。 

サブ:青木 6.0

 → 佐藤のアシストから、ゴール。




大分トリニータ:採点

GK:下川 5.0

 → 大量失点も、彼だけの責任ではない。

DF:深谷 5.5

 → レイナウドと巻には、簡単には仕事をさせなかったが・・・。

DF;藤田 4.5

 → 終盤は、集中が切れた。

DF:上本 3.0

 → 大量失点の元凶。

MF:ホベルト 5.0

 → もう少しボールを触って、散らしたい。

MF:エジミウソン 5.5

 → ところどころで、対人の強さを見せた。

MF:高橋 5.0

 → 最近好調も、仕事は出来ず。

MF:根本 4.5

 → 水野のドリブルは封じたが・・・。

MF:梅崎 5.0

 → 光るドリブル突破もあったが、もっと仕掛けたかった。

FW:松橋 5.5

 → スピードは脅威だったが、生かしきれず。

FW:高松 6.0

 → 切れもあって、悪くなかった。

サブ:山崎 採点なし。

 → コメントなし。

サブ:西山 採点なし。

 → コメントなし。

サブ:金崎 採点なし。

 → コメントなし。


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水野晃樹|出身地=静岡県清水市|身長=173cm|体重=62kg|血液型=AB型|所属チーム名=ジェフユナイテッド市原・千葉|ポジション=ミッドフィルダー|MF|背番号=8|利き足=右足|CAP数=4|代表ゴール数=0}}水野晃樹(みずの こうき、1985年9月6日-)は、静岡県清水市