【愛媛FC×草津】 17試合ぶりの歓喜
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■ J2第36節
ここ16試合勝利の無いザスパ草津が、アウェーで愛媛FCと対戦。草津は、<4−5−1>で、GK本田。DFが佐田・尾本・チカ・寺田。中盤は、松下と櫻田のダブルボランチで、右に鳥居塚、中央に山崎、左にカレカ。1トップで高田。
ホームの愛媛は、<4−4−2>。GK佐藤。DFは、関根・近藤・星野・森脇。新井・宮原・赤井・江後の中盤で、大木と内村の2トップ。
■ 先制はザスパ草津
試合は、序盤は、愛媛FCが優勢に進めるが、前半10分を過ぎると、出足の鋭い草津が主導権を握り始める。すると、前半25分、MF櫻田のパスをFW高田が決めて先制する。
草津は、左サイドに位置するカレカがいやらしいポジションを取って、左サイドの消えた位置から中央に入り込んでシュートを狙う形が見事で、この形から、3度ほど、決定機を迎えた。
■ 17試合ぶりの勝利
1対0で折り返した草津は、後半開始早々、左サイドに流れたMF山崎のクロスを、フリーのFW高田が決めて追加点。さらに、後半19分にも、MF松下のミドルで決定的な追加点を挙げる。
愛媛FCは、途中出場のMF大山のクロスから、FWジョジマールが押し込んで1点を返すが、反撃はそれまで。結局、3対1でアウェーのザスパ草津が勝利し、17試合ぶりの勝利を飾った。
■ 大黒柱・櫻田
ザスパは、ずっと勝利の無いチームとは思えないほど内容の伴った試合で勝利をおさめた。その中でも、大黒柱のMF櫻田が、この試合でも縦横無尽な動きで相手を翻弄し、さらには、精度の高い左足のロングキックで多くのチャンスを作った。常にアベレージ以上のプレーが続けられる安定感は櫻田のストロングポイントの一つだが、この試合でも、その例に漏れず、素晴らしいパフォーマンスを見せた。
櫻田は、この試合で先発のピッチに立った22人の中では、判断の早さ、プレーの正確性、視野の広さ、試合の流れを読む力のすべてが、頭1つ抜けていた。これだけ、攻守両面でチームに貢献できる選手は、稀だろう。
■ 左サイドで光る愛媛FCの森脇
対する愛媛FCは、予想以上に草津の出来が良かったこともあって、スコア的にも、内容的にも、完敗といっていい試合だった。
ただ、そんな中でも、左サイドバックの森脇の突破力は、非常に目に付いた。サンフレッチェ広島から修行の身の森脇は、愛媛で試合経験を重ねており、相手チームから、要警戒を受ける存在となっている。
この試合では、左サイドハーフの江後の出来がいまひとつで、江後とのコンビネーションでサイドを崩すシーンが見られず、森脇が独力で切り込むしかなかったが、それでも、高い打開力を保った。
■ 2トップの組み合わせは?
愛媛FCは、2トップの大木がポストプレーヤータイプで、相方の内村が、シャドーストライカータイプであり、2トップの補完性という意味では、高いレベルであった。実際、CF大木が中央でつぶされた後のルーズボールを内村が拾えたシーンでは、大きなチャンスにつながっていた。
甲府から獲得した新戦力のFWジョジマールを含めて、前線のタレントはそろっているので、これを、どう組み合わせて戦っていけるかが、今後のポイントになるだろう。
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