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【日本×ベトナム】 おめでとうベトナム代表 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

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 ※ 見事にGL突破を決めた、オシムジャパンの戦いぶりを、熱く語ってください。




■ グループリーグ最終戦

グループBの最終戦。カタールとUAEの試合結果にかかわらず、引き分け以上でグループリーグ突破の決まる日本は、3対1で快勝した、UAEと同じスターティングメンバー。

試合は、ホームのベトナムが、前半7分にCKからMF鈴木啓太のオウンゴールで先制するが、日本は前半12分に、左サイドで相手DFを交わしたMF中村俊輔からのクロスをFW巻が胸で押し込んで同点に追いつく。

さらに、前半30分に高原が倒されてFKのチャンスをつかむと、MF遠藤が直接決めて、2対1と勝ち越す。

ベトナムは、日本の攻撃力を警戒して、引き気味にプレーするが、ボールを奪うと、正確な技術でしっかりとつないでくる好チームだったが、致命的にゴール前の高さが不足している。日本は、先制点を奪われた直後の数分間は、意識的に長いボールをFW巻に当てて、そのこぼれ球を拾うスタイルにシフトチェンジ。あっさりと、同点のゴールを奪った。

おそらく、試合前に、オシム監督から、相手に高さがないことを入念に指示されていたのだろう。したがって、先制ゴールを許しても、決してあわてることなく、ロングボールを使って、ベトナムを崩しにかかった。先制点は奪われたが、余裕はあったため、焦りはまったく感じられなかった。

同点のゴールシーンでは、やはり、中村俊輔の個人技の高さが光った。相手DFをフェイントでかわすと、ゴール前で待つ巻にパーフェクトなクロスを送って、アシストした。ベトナムは、右サイドの選手に突破力があるため、駒野が攻撃参加を自重気味。その代わりに、右サイドの加地が再三、オーバーラップを見せたが、勝負の意欲を欠いて、攻撃がストップすることが多かった。一方で、守備陣は、中澤と阿部を中心に、危険なシーンを防いだ。

■ 余裕をもった後半

日本は、後半9分に、遠藤と駒野のコンビで左サイドを完全に崩すと、最後は、遠藤のパスを受けた中村俊輔が、珍しい右足のミドルで決めて3点目。さらに、後半14分、遠藤のFKから、ファーサイドのFW巻が頭で押し込んで4点目。

日本は、MF中村俊輔に代えてMF羽生、MF遠藤に代えてMF水野、FW巻に代えてFW佐藤を投入。中村俊輔のイエローカードという自体を想定しつつ、主力を休ませることに成功。最後の20分は、まったく、無理をすることなく、体力を温存したまま試合をコントロール。後半途中に、カタールとUAEの試合が、1対1になったことも手伝って、ベトナムがラフなプレーに走らず、けが人を出すこともなかった。

■ オシムのマネージメント能力

「暑さ」、「疲労」、「敵地のサポーター」という不利な要素も感じさせず、危なげなく試合を進めた。記者会見では、ネガティブな発言が目立つオシム監督だが、予想されるすべての事態を想定して、事前の準備を怠らないマネージメント能力は、さすがである。

3点差がついたこともあって余裕が出た日本は、羽生、水野、佐藤を投入。佐藤寿人にアピールの機会を与えるとともに、UAE戦と同じ、羽生と水野を投入し、試合をクローズするシミュレーションができたのは、ひとつの収穫であった。

■ 巻の2ゴールの意味

UAE戦に引き続いて、2トップの一角で起用された巻が、2ゴールを奪ったことは、今後に向けて、大きな成果となった。1点目、2点目とも、ゴール前でいいポジションを確保しており、点の取れる位置に入り込んでいることは、高く評価できる。

巻のプレースタイルは、ゴール以外の部分でも評価できる部分は多いが、当然、ゴールという結果を残してくれれば、巻自身のアピールポイントになるし、チーム力もアップする。

巻は、今シーズンは、ゴール欠乏症に陥っているが、05年、06年ともに、J1で12得点を挙げているように、得点センスも兼ね備えるターゲットマンである。ゴール量産も、期待できるだけの資質を持つ。

■ おめでとう ベトナム代表

この試合の後、UAEがカタールを2対1で下したことで、ベトナムは、史上初めて、アジアカップの決勝トーナメント進出が決定した。大一番となった日本戦では、日本との自力の差を見せ付けられたが、彼らは、カタールとUAEを相手に「勝ち点4」を獲得し、見事にグループリーグを突破した。

中盤から前の選手は高いテクニックを備え、チームとしても、組織的で好チームだった。最後まで、あきらめることなく、フェアーに戦ったベトナム代表には、敬意を表したい。おめでとう、ベトナム代表。




日本代表・採点

GK川口能活 6.0

 → ピンチも少なく、問題なかった。 

DF加地亮 5.5

 → リスクをおかさないのと、消極的なのは紙一重。今日は、消極的だった。

DF中澤佑二 6.0

 → 危険なシーン自体が、少なかった。


DF阿部勇樹 6.0

 → 同じく、危険なシーン自体が、少なかった。

DF駒野友一 6.0

 → 3点目に絡んだ。攻守に存在感を発揮。

MF鈴木啓太 7.0

 → 中盤のルーズボールを、すべて奪取。MOM。

MF中村憲剛 6.5

 → シュートシーンでは、硬さもあったが、ボール回しはスムーズ。ボゼッションサッカーの中心。

MF中村俊輔 7.0

 → 見事な1ゴール1アシスト。決定的な仕事ができるのは大きい。

MF遠藤保仁 6.5

 → 立ち上がりは低調だったが、すばらしいFKで勝ち越し点。後半は、2アシスト。

FW高原直泰 5.5

 → 今日はお休み。体調が心配。

FW巻誠一郎 6.5

 → 高さを生かして、2ゴール。ゴールで自信が生まれれば、面白い。

MF羽生直剛 6.0

 → クローズ役として、有効なカードになりつつある。

MF水野晃樹 6.0

 → 惜しいクロスもあった。悪くなかった。

MF佐藤寿人 5.5

 → ゴールへの意欲は十分。結果が欲しかったが、アグレッシブなスタイルは、起爆剤として有効。




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2007/07/16 日本代表 全般 トラックバック:0 コメント:3



>>> 雅さん

2000年のアジアカップのトルシエジャパン以来でしょうか?これだけ難しい環境で相手を圧倒できるのは、すごいことだと思います。個人的には、昨年のサウジ戦のような縦に早いサッカーの方が好みですが、ポゼッションもできるようになると、それにこしたことはないですからね。

>>> ギジェさん

リードしている状況では、逃げ切ることに神経が行って、ディフェンシブになるのは、仕方ないように思います。90分間、ずっと、自分たちのペースで試合を進めることは無理ですから、最後は、グダグダになっても、逃げ切ることができれば、それほど問題はないように思います。

試合の後半で、足が止まることも、前半から、ある程度、オーバーペースで得点を奪いにいっている結果であり、UAE戦もベトナム戦も、そのプランどおり得点が奪えたので、OKではないでしょうかね。

2007年07月20日 じじ URL 編集


いつも思うのですが、日本代表の試合って後半から明らかに運動量落ちてますよね。
しかもうかつにリードしようものなら攻撃意識も下がりだす始末(当然といえば当然ですが)その結果がこの前のUAE戦であり、今後の課題になりそうな気がします。
2点リードならまだしも1点のリードで守りに入っちゃうのは個人的にはどうなんだろう?と思う。今日この頃

2007年07月17日 ギジェ URL 編集


実際の得点自体は個の力で取ったものが多かったですが、ベタ引きの相手に対して、得点を予期させる攻撃を安定して見せてくれる日本代表はいつ以来だろうかと感慨深かったです。このコンディションでの事なので監督の手腕という物をやはり感じてしまいます。そんなつもりは無いのですが、ついつい信者になってしまう魅力がオシムさんにはありますね。

2007年07月17日 雅 URL 編集













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