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【FA:ボルトン×ワトフォード】 中田 2点に絡んでフル出場 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2006年01月08日
■ 伝統のFAカップ

イングランド伝統のFAカップ3回戦。ボルトンは、アウェーで1部所属のワトフォードと対戦。FWデービスとMFノーランが出場停止で、MFスピードが怪我で欠場。中盤は、ファディガ、中田、オコチャの3人。トップは、バス・テ、ボルヘッティ、ヤンナコプーロスの3人。ファディガ、中田、オコチャの並びだと、中田が下がり目となるのか。

立ち上がりから、ボルトンのペース。予想に反して、中田は3人の中では一番前目の位置(ほとんどトップ下)で、よくボールに絡んで、攻撃基点となる。相手のDFラインと、中盤のギャップの間にうまく進入できていた。

先制は12分。中田→バス・テ→ヤンナコプーロス→ガードナーとつないで展開し、左サイドのガードナーがクロス。このボールを処理した相手のクリアがつめてきた中田の体にあたってコースが代わると、フリーで拾ったボルヘッティが左足で豪快に決めて先制。

これで一方的になるかと思われたが、ワトフォードが、激しいプレスをかけて、逆襲に出る。ボルトンの中盤に、守備専門の選手がいないため、相手の飛び出しに対応できなくて、チャンスを作られる。

■ 空いた裏のスペース

相手のワトフォードは、1部リーグのチームだが、トルシエジャパンを思い起こさせるような、高いオフサイドラインを引いて華麗にオフサイドを取りまくる。ただ、その一方で、浅いラインの裏を簡単に破れそうな雰囲気もあり、裏へのパスを得意とする中田にとっては、比較的持ち味を発揮しやすい状況だった。

20分過ぎには、右サイドのヤンナコプーロスに中田がスルーパスを通すと、ヤンナコプーロスがフリーで抜け出す。そのヤンナコプーロスのグラウンダーのクロスを、バス・テが押し込んで、追加点かと思われたが、なぜかオフサイド。

しかし、そのすぐ後、左サイドのバス・テのグラウンダーのクロス。中央のボルヘッティがスルーして、完全フリーのヤンナコプーロスが追加点を挙げる。

中盤からは、ベンチの指示があったのか、中田がやや下がり目となって、守備に奮闘するも、振り切られるシーンも目立つ。前半は、2対0で終了。

■ 2アシスト目

後半は、またもや、ワトフォードのペース。ボルトンが押し込まれる要因は、センターバックの二人が、相手のCFに基点を作られているからと見える。

ただ、後半も半ば過ぎになると、ボルトンが次第に自力の差を発揮し始める。前半は、まったく目立たなかった、オコチャがボールを展開して、チャンスメークを行う。

後半20分、中田にとってこの試合最大のチャンスが訪れる。右サイドフリーのオコチャのクロスに、ジャンピングボレーで合わせるが惜しくもポスト。

試合を決める追加点は、後半28分。DFからのくさびのパスを、ヤンナコプーロス→中田→バス・テとつないで、バス・テがロングシュートを放つと、これがゴールとなって3点目。

そのあとは、ボルトンがようやくリズムを作り出す。キープ力のある選手、中田とオコチャがうまくボールに絡んで試合を支配するようになった。結局3対0で勝利。

■ 中田とオコチャ

この試合の中田。久々の試合だったが、まずまずの出来だったと思う。半カウンターの状況での中田のシンプルパスは、非常に効果的だった。守備では、マーキングに課題を残したが、攻撃では、最後までスタミナが持つのか心配させるほど、精力的に動き回った。十分に存在をアピールできたと思う。アラダイスからは、フリーランニングについて、相当にしつこく言われているのではないかと思った。

この試合の感想は、やはり、中田とオコチャには、キープ力があって、試合をコントロールする力がある。この二人に、ノーランとヤンナコプーロス、デービスでスタメンを構成するのが、一番魅力的で面白いと思うが・・・。


中田英寿 | コメント(0) | トラックバック(0)
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