浦和レッズ ビッグクラブへの道
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■ ダイナミックな補強
日本代表では不動の左サイドの三都主がいるのに、東京Vから相馬を獲得するという補強は、これまでのJリーグのチームにはなかったダイナミックな考えだ。共存させるなら、4バックなのか?、4バックならば、闘莉王と坪井のセンターバックコンビなのかと、いろいろな想像ができる。
Jリーグを語る上で、キーワードとなるのもののひとつに、「戦力の均等」、「どのチームでも優勝を狙えること」、が挙げられるが、10年目を越えたあたりから、「優勝を狙うチーム」、「上位進出をうかがうチーム」、「残留を目標に戦うチーム」のすみ分けができてきた。そして、ついに、全国区の人気を誇るビッグクラブの地位に、浦和レッズが立とうとしている。
■ 反面教師
反面教師は、読売ジャイアンツ。FAや逆指名で選手を買いあさった結果、チーム愛のない選手が集まって、ファンにまでそっぽを向かれてしまった。国民の半分は巨人ファンで、アンチ巨人も巨人ファンのうちと驕っていた時代は過ぎ、優勝しても補強で勝ったと批判され、優勝しないと当然のように批判されてしまう、という、あわれな存在になってしまった。
そういう意味で、気になるのは、MF平川の処遇。J屈指のスピードを誇るサイドプレーヤーだが、三都主加入後は、控えに回ることが増えていて、さらにここに相馬が加われば出番は相当に限られてくる。本職の右サイドバックでプレーすれば代表選出も見えてくる逸材を、ベンチに置いて眠らせておくような、読売的なやり方はしてほしくない。
ビッグクラブは、勝利だけではなくて、試合内容も問われる。そして、いつかの日か、スペインの小クラブのサポーターが、地元で行われるレアル・マドリードとのゲームを何ヶ月も前から心待ちにする、そんな感情と似たような思いを、地方のクラブのサポーターに与えられる、でっかい存在になってほしい。
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