川崎×全南 GL突破は間近
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■ グループリーグ突破に向けた大一番
川崎は、いつもの<3−5−2>だが、FW我那覇が諸々の事情で出場できないため、FWにチョン・テセ。ジュニーニョと2トップを組む。伊藤・寺田・箕輪の3バック。谷口と中村のダブルボランチ。
前半8分、チョン・テセからのスルーパスを受けたMFマギヌンがフリーに近い形でシュートを放つが、シュートは枠を外れた。
前半12分、全南の直接FKの場面で、グラウンダーでシュートを放つがGK川島がキャッチ。
前半19分、マギヌンのFKから、相手DFと競り合ったMF谷口の背中に当たってゴール方向に飛んでいったが、惜しくもゴールの右隅に外れた。
前半21分、MF中村のFKから箕輪がPKエリア内でフリーの状態になって、中央に折り返すが、ややパスが高すぎてGKにキャッチされる。
前半23分、全南のFKのチャンス。FWレアンドロがグラウンダーのシュートでゴールを狙うが、ゴールを外れる。
前半25分、中央でボールを受けた中村が左サイドの村上に素晴らしいスルーパスを通すと、村上が中央に折り返す。チョン・テセのシュートは相手DFにブロックされるが、こぼれ球をFWジュニーニョが押し込んで先制!!!!!。
前半30分、サンドロヒロシを投入。
前半37分、左サイドでジュニーニョがキープして、村上にパス。フリーでボールを受けた村上が、中央にクロスを送るが、マギヌンのヘディングシュートはGK正面。
前半38分、カウンターから4対2の形を作る。ボールを持ったFWチョン・テセが素晴らしい弾丸ミドルを放つも、惜しくもポストにはじかれる。
前半39分、DF箕輪が中途半端なプレーでボールを失う。全南に右サイドのスペースをつかれて、FWレアンドロにシュートを打たれるが、枠を外れる。
前半40分、カウンターから中村がジュニーニョにスルーパス。左サイドに流れたュニーニョからの折り返しのパスを受けた中村が、相手DFをかわして、GKの位置を良く見て、フリーで左足のシュートを放つも、ゴール右に外れる。
前半43分、マギヌンのCKから、相手DFのクリアミスをゴール前の寺田が高い打点からヘディングシュートを放つもGK正面。
前半は、川崎が1対0でリードして折り返す。
後半6分。サンドロヒロシのFKがネットに突き刺さるも、先にレフェリーの笛がなっていたということで、やり直しになる。
後半12分、直接FKのチャンス。トリックプレーから、左サイドに流れた中村がパスを受けて角度のない位置から強烈なシュートを放つがGKにセーブされる。
後半13分、ゴール前、絶好の位置からマギヌンが直接ゴールを狙うが、壁に当たる。
後半16分、右サイドでパスを受けたジュニーニョが中央にグラウンダーのクロスを送るが、惜しくも村上に合わず。
後半17分、CKからDF箕輪がヘディングで狙うも、GKキャッチ。
後半20分、カウンターからFWジュニーニョがドリブルからシュートを放つが、シュートをふかしてしまう。
後半34分、ジュニーニョがドリブルから左足でシュートを放つが、枠を外れる。
後半36分、左サイドでボールを受けたジュニーニョが、相手DF2人をかわして中に進入すると、中のチョン・テセがクロスをあわせて追加点!!!!!
後半39分、カウンターから左サイドから抜け出たマギヌンからのグラウンダーを、中央のチョン・テセが押し込んで3点目!!!!!
後半44分、全南に中央突破されてフリーでシュートを打たれるが、枠外。
結局、3対0で川崎が完勝。グループリーグ突破に向けて、大きく前進した。
■ 2ゴールのチョン・テセ
我那覇が使えない状態で、代わりに先発出場したFWチョン・テセが2ゴールの活躍で、勝利に大貢献した。
ジュニーニョ・マギヌン・チョンのトライアングルは強烈で、リードしたあとの時間帯は、ほぼ3人だけでゴールに迫っていって、決定的な2点目と3点目をネットに突き刺した。
チョンは、これまでは、我那覇や黒津に続く4番手のフォワードと位置つけられていたが、強さと速さは、我那覇や黒津にひけをとらない。ゴールシーンの位置取りも見事だったが、一番鮮烈だったのは、前半38分のミドルシュートの場面。惜しくもゴールにならなかったが、素晴らしくミートしたインパクトの強いシュートだった。
■ 変幻自在のマギヌン
今シーズンの川崎は、表記上は2トップだが、実際には、CFの下にマギヌンとジュニーニョが並ぶ、3トップ気味の布陣といってもいいくらいである。
ジュニーニョの活躍ぶりは、相変わらずといったところだが、やはり、驚きははマギヌンのプレーぶり。昨シーズンは、途中加入にもかかわらず、チームの車輪として十分な活躍をみせたが、今シーズンは、開幕から際立つプレーを見せて、ジュニーニョ・中村と並ぶ、攻撃の核となった。
マギヌンのよさは、運動量が豊富で、相手DFが非常に捕まえにくいポジションを取るのがうまいことにつきる。さらに、テクニックもスピードもあって、ジュニーニョとのコンビネーションもいい。非常にやっかいなプレーヤーである。
■ 熟成を感じる先取点の後のプレー
前半25分に先制ゴールを奪った後は、川崎は、少しラインを引いて、カウンタ主体のサッカーに変身した。
Jリーグのチームは、90分間、いいサッカーをしようとする傾向が強いが、川崎は、守るべき時間帯は、しっかりと引いて守備を固めることもできる。
■ 力の差を見せられた全南
2試合合計で、1対6と完敗した全南。途中出場のサンドロ・ヒロシや、レアンドロらの個人技は警戒すべきレベルにあったが、それ以外では、特に見るべきものはなかった。
川崎のプレスがまずまず機能していたこともあったが、全南の攻撃は行き当たりばったりで、脅威ではなかった。
■ ダーティーなプレーにはレッドを!!!
試合終了間際に、ジュニーニョに対する全南の22番の悪質なタックルをめぐって、両チームが小競り合いを演じた。リプレーで見直す限り、完全に後ろからタックルに入っており、悪質極まりなかった。
その直後に、一番近くで見ていた、森がタックルした相手に詰め寄っていった。「また、森か!?」という感じもするが、この森の行動は理解できなくもない。幸いにも、ジュニーニョに怪我はなかったが、一歩間違えると、大怪我につながる危険なタックルであった。
レフェリーの判定は、イエローカード止まりだったが、これは、しっかりと、レッドカードを提示すべきであった。(また、22番につめよった川崎の森の首を、15秒程度にわたって絞め続けた20番にも、レッドカードを提示すべきだった。)
ACLは、アジアチャンピオンを決める格式の高い大会である。自分達のプレーレベルの低さから生まれたイライラを相手の中心選手を削るプレーで晴らそうとするプレーは、断固として取り締まらなければならない。
■ 見事な勝利を見せた川崎
これで、川崎は、次節のホームでの試合に勝てば、グループリーグ突破が決まる。これまでの試合を見る限り、グループ内で川崎の力が抜けていることは間違いないが、落ち着いて、勝利をもぎ取って欲しい。
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