【天皇杯:大宮×浦和】 長谷部誠 2G1A
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■ 代表入りというモチベーション
MF中田英寿やGK川口能活は、ほとんどすべての若年層の代表を経験し、Jリーグでも十分な実績を残していた段階での代表初選出であり、代表でのデビュー戦から期待通りの活躍をして、そのまま代表の中心となった。
一方、名波浩や中田浩二は、まだJリーグで十分な活躍を見せないまま、比較的、早い時期に代表に選出された選手である。彼らは、代表選手という肩書きを背負ってプレーするうちに、風格が出てきて、所属チームでも中心を担うようになった。
市川大祐や中澤祐ニはほとんど無名の時期に代表に選出され、メディアから取り上げられるうちに、少しずつプレーヤーとして進歩していった。ともかく、代表に選出されるということは、プレーヤーにとって大きな励みになるようだ。浦和レッズのMF長谷部誠もそんな選手のひとりのようだ。
■ スーパーな長谷部
昨日の天皇杯・大宮戦の長谷部は、スーパーだった。
レッズの2点目は、勝ち越しのゴール。三都主の精度の高いクロスを、右足で倒れこみながら決めたボレーシュート。機を見て前の選手を追い越して、ゴール前に侵入して得点を奪うのは、レッズの先輩・小野伸ニのお得意なプレーだが、これまでの長谷部に最も不足していた類のプレーだった。
レッズの3点目は、延長戦での山田の勝ち越しのゴール。中盤でボールを受けると、相手DF二人をかわして中央に侵入すると、アルディージャの選手4人をひきつけてのラストパスで山田のゴールをお膳立て。この時間帯で、ここまでのドリブルが出来るのは恐れ入りました、という言葉しか見つからない。
■ ゴール・オブ・ジ・イヤー
そして、レッズの4点目は大宮を突き放す長谷部のドリブルからのゴール。間違いなく、日本サッカー界のベスト・ゴール・オブ・ジ・イヤー。ハーフライン手前からドリブルを開始すると、大宮のDF二人を手玉に取ると、最後はキーパーを見て落ち着いてゴール。時間帯、ゴールの価値を考えると、この60mの独走ゴールは、去年の永井のスーパードリブル以上の衝撃だった。
ボクがレッズフロントなら、来シーズンは、田中達也、ポンテ、長谷部で前線を構築する。この選手の、突進力は、ペルージャ時代の中田に匹敵する。ボランチにおいておくのは、もったいない。
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