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ユーゴスラビアの魅力的なサッカ− | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2005年12月29日
■ 東欧のブラジル

クロアチア代表のことを、「東欧のブラジル」と評するメディアがあるが、とんでもない。東欧のブラジルとは、ユーゴスラビアの代名詞のはずだ。

1998年のワールドカップのユーゴスラビア代表チームは、MFピクシー、FWサビチェビッチ、MFユーゴビッチ、FWミヤトビッチ、MFスタンコビッチ、DFミハイロビッチと、きら星のごとくタレントをそろえた、それはそれは魅力的なチームだった。

予選リーグで、ドイツと対戦。2対2のドローだったが、試合を支配していたのは、常にユーゴスラビアで、柔らかいサッカーが、ドイツの固いサッカーを翻弄していた。

決勝トーナメントでは、最強オランダに1対2で惜敗するが、FWミヤトビッチのPK失敗がなければ、試合はどうなっていたか分からない。この2試合に当てはまることだが、いいゲームをしていながら、最後のつめが甘くて勝利を逃すことの多いが、この危うさもチームの魅力のひとつかもしれない。

■ 予想のつかないサッカー

サッカーの世界では、よくオランダ代表やスペイン代表のサッカーが攻撃的で魅力があるようにいわれているが、ボクはそう思わない。異論はあるかもしれないが、この2チームのサッカーは、サイド攻撃を主体にしたオーソドックスなサッカー、悪く言うと、ワンパターンなサッカーに陥る傾向が強い。一方で、ブラジルやユーゴスラビアやチェコのサッカーは、決まった攻撃パターンのない、予想のつかない魅力的なサッカーだと思う。

2大会ぶりのワールドカップで、ユーゴスラビアは、セルビア・モンテネグロとなって復活した。アルゼンチン、オランダ、コートジボアールと同居する死のグループCに入れられてしまったが、このチームが何か波乱を巻き起こす予感がする。まさにダークホース。


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