■ 歴史的な2日間2012-2013年シーズンのUEFA CLの準決勝はドイツのクラブ対スペインのクラブの激突となったが、4月23日(火)に行われたバイエルンとバルセロナの試合は4対0でホームのバイエルンが勝利して、4月24日(水)に行われたドルトムントとレアル・マドリーの試合は4対1でホームのドルトムントが勝利した。次週に2ndレグが行われるが、大きなアドバンテージを持った状態でスペインに乗り込むことができる。
もちろん、バルセロナあるいはレアル・マドリーがホームで大勝することは、珍しくない。バルセロナはカンプノウで「4対0で勝利しても延長戦どまり」なので、極めて難しい状況であるが、レアル・マドリーの方は、サンチャゴ・ベルナベウで「3対0で勝利すれば勝ち抜け」となる。よって、レアル・マドリーはまだ可能性が残っているが、大敗のショックを1週間で取り除くのは、モウリーニョ監督でも難しいだろう。
CLの決勝がドイツ勢同士になる可能性が濃厚となったが、これは、もちろん史上初となる。そうなると、「歴史が大きく動いた。」と言ってもオーバーではない。「結果的に勝利している。」と言うだけでなく、バイエルンにしても、ドルトムントにしても、内容も見事で、ショッキングなスコアで勝利している。4月23日と4月24日の2日間というのは、今後、歴史が動いた日として、長い間、語られることになるだろう。
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