【G大阪×新潟】 新しいガンバと新しいアルビ | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

ガンバ大阪がホームで苦手のアルビレックス新潟と対戦した。




立ち上がりから攻勢を仕掛けたのはアウェーの新潟。高い位置からの激しいプレスと、ボールを奪ってからのフリーランニングの多さに驚かされた。静かな展開を予想していただけに、意外なスタートとなった。しかし、前半10分過ぎからガンバが落ち着きを取り戻してくる。前半17分には、カウンターから遠藤→播戸→マグノとつないでキーパーと1対1の形を作ると、マグノが先制ゴールを決める。さらに、前半41分に、遠藤のフリーキックを播戸が合わせて追加点。後半27分にも、前田のパスを受けた、マグノが追加点を挙げて、勝負あり。3対0で、ガンバが勝利した。




勝利したガンバ。攻撃のときの流動的な動きが光った。この試合では、3−5−2のシステムで、中盤には、遠藤・前田・明神・二川・加地の5人を配置していたが、ボランチの明神と右の加地のポジションは比較的固定されていたが、遠藤・前田・二川の3人は、自在の動きで、新潟の守備陣を混乱に陥れた。中でも、左ウイングバックに起用されている前田のプレーは素晴らしく、文句なしのMOM。運動量が豊富で、左サイドで起点となる動きと、中に入っての決定的なプレーを両立。完全に、家長からポジションを奪った。

ガンバの中では、播戸について触れないわけには行かない。この試合で見せたプレーは、”本物のストライカー”だと言うにふさわしい。惜しくもハンドでノーゴールになったものの、後半に見せた、後ろから来たボールをトラップして左足を振りぬいたプレーは、圧巻。余計なプレーをしなくなった印象だ。

昨シーズンのガンバと比較する。大黒・アラウージョの二人がいなくなって、攻撃力のダウンが懸念されたが、現状では、特に影響は出ていない。ボクは、昨シーズンのガンバ大阪については、アラウージョとフェルナンジーニョの個人プレーが多く、結果はでていたものの、あまり評価はしていなかった。彼ら二人の個人技は見るべきものがあったが、チームとしてはいまひとつの印象だったが、今シーズンは、チームとしてどのように戦っていくのかが明確になって、非常にレベルの高い試合をしていると思う。今後も、期待したい。




一方のアルビレックスについてだが、この試合の立ち上がりの10分間は、ホントに素晴らしかった。ボールを奪った瞬間に、攻撃の選手が3人・4人と前のスペースに飛び出してボールを受けようとする。クロスのボールにも、みんながゴール前に飛び出していって、シュートチャンスをうかがう。これまで見たアルビレックスの、どの試合よりも積極的で、新しいアルビを見た気がする。鈴木淳という監督は、只者ではない。

悔やまれるのは、前半に2度あった、エジミウソンの決定的なシュートがゴールに結びつかなかったことだ。いい感じで試合に入り込めたが、前半17分のマグノのゴールで、全てのプランが狂ってしまった。結果的には、0対3というスコアだったが、新潟にも勝機は十分にあった。




この試合の新潟は、本間と寺川のダブルボランチで右に松下、左に鈴木慎吾という攻勢だった。気になったのは、いい形で攻めてはいるものの、ボールの出し役がいなくて、攻撃が単調になりがちで、せっかくいい動きをしても、なかなかチャンスに結びつかないことだ。(当然、シルビーニョがいれば、状況はよくなると思うが・・・。)いい攻撃をしているが、やっぱり、攻撃のタレントが1枚 or 2枚は足りない印象も残る。

序盤戦は、中原や矢野といった、ターゲットになれるフォワードを積極的に起用していたが、ここ最近は、エジミウソンとファビーニョの2トップが基本。しかしながら、やっぱり、ファビーニョは二列目で使いたいし、鈴木慎吾の突破&クロスを生かすには、トップに高さのある選手が欲しい。さらに欲をいうと、サイドバックにも攻撃力のある選手を入れて、4バックの特性であるサイド攻撃を充実させたい。

中原や矢野ら若手の成長待ちなのか、外部から補強するのか、これからのアルビレックスのフロントの仕事は、非常に重要。でも、幹がある程度しっかりしてきているので、編成次第では、来シーズンのジャンプアップの可能性もある。




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2006/08/31 ガンバ大阪 トラックバック:0 コメント:0














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