最新のエントリー(20記事)

【名古屋×G大阪】 本田圭佑の才能 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

■ 白熱のドロー

首位のガンバ大阪が、最近好調の名古屋の対戦した。名古屋は、FW玉田が欠場で代役は津田。ガンバはMF家長が欠場で前田が入った。

試合は、終了間際にG大阪のFW中山がゴールを決めて3対3で終了した。

■ 本田の左足が描く美しい軌道

さて、名古屋の本田。Jリーグ再開後のプレーからは、完全に一皮向けた感がある。先日の磐田戦でも、ビューティフルゴールを2発決めているが、この試合でもFKから素晴らしいゴールを決めた。強さ、コースともに完璧で、その左足から放たれたキックは、うっとりするような放物線を描いて、サイドネットに突き刺さった。

それにしても、本田の左足のキックの精度の高さは、図抜けている。この試合のゴールシーンも、本田がシュートを蹴る前から、入りそうな予感が漂っていた。

フェルフォーセン監督は、「三都主以上」と語っていたが、その言葉に間違いないだろう。(もしかしたら、中村俊輔以上?)今の日本サッカー界は、「スピードのある選手」や「テクニックのある選手」や「トリッキーなプレーのできる選手」を評価する向きがあるが、得点を取るために最も必要なのは、「正確なキックが出来る選手」ではないだろうか。

本田は、元スペイン代表のMFデ・ペドロ、元フランス代表のMFロテン、元スペイン代表のMFフランのような、キックの精度だけで世界と戦っていける可能性のある選手である。

■ 自分から仕掛けられる選手に

FKのシーン以外でも、ポストに当たるミドルシュートあり、中に切れ込んで右足で狙った惜しいシュートありと、完全に対面した日本代表のDF加地を圧倒した。サイドバックでの守備という観点では、まだまだ不安も残るが、これだけ、攻撃面で仕事が出来れば、文句はないだろう。

また、この試合では、2度、素晴らしいドリブルを披露して、観衆を沸かせた。(前半は、スピードに乗ったドリブルであわやキーパーと1対1になりかけた。後半は、左45度のエリアで巧みにボールキープをして、相手4人の中を潜り抜けた。)

なんだかんだいって、中村俊輔がセルティックでレギュラーとして活躍できているのは、サイドに流れたときに、相手ディフェンダーと1対1になったときに、ドリブルで仕掛けられることが大きい。スピードはないが、本田にも、ある程度、自ら仕掛けていける選手になってほしいと思う。

■ G大阪の底力

一方のG大阪だが、前半はFWマグノ・アウベスが孤立気味で、攻撃に迫力がなかったが、後半のスタートから、MFフェルナンジーニョが入って、次第に流れるような攻撃を見せるようになった。危ない場面もあったが、2点差を追い付くのは、さすがガンバと言うほかない。

故障から復帰して数試合、それほど調子は上がっていないが、マグノはやっぱりうまい。間合いの取り方に優れているのか、ボールを受けたときに、かなりの確率で前を向くことができるし、シュートまで持っていけることが出来る。シュート精度はいまひとつだが、危険な存在には違いない。

相方のFW播戸は、マグノとのコンビネーションはほとんど見られなかったが、見事なダイレクトシュートを決めた。昔ほど、スピードを披露する機会はなくなっているが、ストライカーとして着実に進歩している。

■ 直志の活躍

他に名古屋で目立ったのは、杉本。やはり、あのスピードは魅力的。ヨンセンとのコンビもよくなってきており、ブレークの可能性を秘める。

最後に、日本代表の中村直志について。代表に選出されてからの直志は非常にいいプレーを見せている。特に、この試合の2点目のゴールは、インターセプトからスピードで相手ディフェンダーをぶち抜いて決めた驚きのゴールだった。

日本代表に選出されたことがいいモチベーションになっているからなのか、ヨンセンが加入した効果なのか、それとも、単に、今まで以上に注意してみるようになっているからなのか分からないが、印象的なプレーを続けている。

この試合のスタジアムは、ほぼ満員。瑞穂が満員になるのは最近では珍しいと思うが、それだけの価値がある試合を、最近の名古屋は続けていると思う。「いい試合をしているから、観衆が増える」という現象は、日本平でも見られるが、素晴らしいことだなと思う。




人気ブログランキングに参加しています。「この記事がよかった。」というときは、清き一票をお願いします。↓

人気blogランキングへ一票0320


2006/08/28 名古屋グランパス トラックバック:0 コメント:0














管理者にだけ公開する