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【WBA×ポーツマス】 稲本フル出場も惜敗 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2005年12月18日
■ 稲本先発

WBAのMF稲本はこの試合も先発フル出場した。豊富な運動量で、シュートを3本放つも、チームは無得点で敗れた。

この試合は、序盤からアウェーのWBAが押し気味で試合を進める。WBAは、前線の選手もプレスの意識が高く、ポーツマスにほとんど攻撃の形を作らせない。ポーツマスで脅威となるのは、やはりフランス代表のロベールの左足だが、一度セットプレーから直接FKのチャンスがあっただけで、それ以外はほとんど攻撃に絡めない状況だった。

■ 自信がみなぎる稲本

それにしても、稲本の落ち着きは目を見張るものがある。アーセナル時代からの課題といわれている、中盤で苦しい状況の中でボールを受けてはたくプレーが自然にできていて、自信がみなぎっている。チーム全体でも、WBAの攻撃は、FWカヌーが基点となって、エネルギッシュな前線の選手、グリーニング・エリントン・カマラをうまく使って何度かシュートチャンスを作る。しかし、得点は奪えず、前半は終了。

後半は逆に、ポーツマスのペースとなる。先制したのは、そのポーツマス。後半10分、ポーツマスがカウンターから抜け出したルアルアが中央のトドロフにプレゼントパスを送ると、トドロフが落ち着いて決めて先制。ロングボールの処理をもたついた、DFクレメントの判断ミスが痛かった。

先制点を取られて、WBAは意気消沈したのか、元気がなくなる。その後の時間帯では、徹底して前線にロングボールを送り込む作戦にするが、安定感を取り戻したポーツマスDFの前に、決定機は作れず、0対1で敗れた。

■ 的確な判断力

稲本自身は、いいプレーを見せたと思う。機会を見ては積極的に前線に上がってシュートチャンスをうかがっていたが、やみくもに飛び出しているわけではなく、前線に上がる、上がらないの判断が的確だった。

欲をいうと、試合が硬直した終盤の時間帯に、もっとボールを触ってチームを動かしてほしかった。存在感のない右SHのグリーニングの代わりに、怪我から復帰したゲラが入ると、プレミアでも十分に戦えるチームだと思う。


稲本潤一 | コメント(0) | トラックバック(0)
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