【千葉×FC東京】 復調の兆し?
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ガーロ監督を解任したばかりの東京が、アウェーで千葉と対戦した。立ち上がり早々2点をリードされた東京だったが、ルーカス・赤嶺・石川のゴールで逆転。千葉も、後半39分に羽生のゴールで追いつくも、ロスタイム直前に阿部が勝ち越しゴールを決め、4対3で東京が勝利した。
いきなり、2点をリードされてどうなるかと思った東京だったが、見事に逆転勝ち。”ポゼッションサッカー”というガーロ前監督の呪縛から解き放たれて、東京らしく前に出るサッカーが見られたと思う。浅利・藤山という、かつての東京を支えたベテランプレーヤーを初戦で使ってきたのも印象的。この二人のプレー自体は、それほど良かったとは思わないが、まずは、原点に戻ってやり直そうという意思が感じられた。
目立ったのは、ルーカス。この試合では、やや持ちすぎの感もあったが、ボールに絡もうとする意欲、そしてゴールを狙う意欲は、去年までのルーカスにはほとんど見られなかったものだ。ゴールシーンは、相手の足に当たったラッキーなものだったが、無理な位置からでもシュートを狙う積極性が生んだ、反撃ムードを作り出す貴重なゴールだった。
勝ち越しゴールを決めた石川だが、まだまだの印象。右サイドで相手と1対1になったとき、縦方向を切られると、中央にドリブルで切れ込んで左足でシュートを狙うシーンが最近よく見られるが、これは、どうなのかな、と思う。もっと、強引にドリブルで縦に突破した方がいいような気がするが・・・。怪我から復帰したばかりで、まだ、トップフォームの60%くらいなのかと思う。もう少し、時間が必要か。
千葉では、羽生のゴールが素晴らしかった。フリーで右サイドのスペースに走りこむと、楽山からのパスを受けてシュート。見事な同点ゴールだった。”日本代表”という看板に恥じないプレーだった。巻は、やや調子を落としているのか、元気がなかった。
監督が代わって、ひとまず上昇ムードが見えたが、問題はこれからだと思う。昨シーズン終了後、原博美監督との契約延長をせず、ガーロ監督をブラジルから迎えたのは、フロントの乱心ではなく、チームとしてさらなるステップアップを目指してのことだった。(原博美スタイルでは限界が見えていた。)ガーロ監督のポゼッションサッカーは、結局、うまくいかなかったが、倉又新監督が原監督のスタイルをそのままコピーしてもあんまり意味がない。ガーロ監督時代のよかった部分を、東京本来の縦に速いサッカーにミックス出来るかどうか。新監督の腕が問われる。
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