【千葉×名古屋】 ヨンセンは間違いなく本物!!! | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

■ FWヨンセンが初出場

フクダ電子アリーナでの、千葉と名古屋の対戦。名古屋は、<3−1−4−2>の布陣。なんと、藤田俊哉を1ボランチで起用して、攻撃的な位置に金と山口を配置する。(どう考えても配置が逆だろうと思うが、実際にこういう布陣で戦っている。)両サイドは、中村と本田。2トップは、新外国人でノルウェー人のヨンセンと杉本。FW玉田はベンチスタート。千葉は、DFストヤノフが欠場で、阿部がリベロに入り、右サイドハーフには、五輪代表候補の水野が先発した。




前半は静かな展開。千葉はリベロの阿部を中心にパスを回して攻め込むが、なかなかシュートシーンにまでもっていけない。名古屋も、両サイドが苦戦。前半はスコアレスで終了かと思われたロスタイムに、印象的なゴールが決まる。左に流れた杉本からのクロスを、ヨンセンがダイビングヘッドでゴール。そのまま前半は、1対0の名古屋リードで折り返した。

このヨンセンのゴールは、久々に衝撃を受けた。これだけダイナミックなゴールは、なかなか見ることは出来ない。個人的には、今シーズンのここまでのJ1の中でのベストゴールではないか思う。動きの少ない前半だったが、最後の最後で、素晴らしいシーンを見ることが出来た。

しかしながら、後半に入ると、千葉が猛反撃。水野の高精度のクロスを巻が合わせて同点に追いつくと、直後に、ハース→巻→佐藤勇人とつないで勝ち越しのゴールを挙げる。千葉らしい展開で、一気に形成を逆転させた。

五輪代表の中心選手と目される、千葉の右サイドハーフの水野。豊富な運動量、切れ味鋭いドリブル突破、そしてなんと言っても、カミソリのような切れ味をもつ高精度のクロス。右足の精度の高さは、阿部以上である。

■ 鮮やかな逆転勝利

それでも、ここから名古屋が反撃。途中出場の玉田のクロスを金が合わせて同点。一般的にはそれほど評価が高くはない玉田だけれど、ボクは、かなり評価をしている。スピードとテクニックをこれほど高レベルで兼ね備えた選手は、最近の日本人プレーヤーではいない。国際舞台でも十分通用するドリブルは、この試合で、同点劇を生み出した。ストライカーとして考えるとやや物足りないが、チャンスメーカーとしては、素晴らしい才能を持っていると思う。更なるステップアップを図るのなら、プレーの判断力を養って、ドリブルとパスの使いどころを学んでほしい。(セルティックに移籍して、中村俊輔がドリブルとパスの使い分けが出来るようになったみたいに・・・。)

その後、ヨンセンが勝ち越しのゴールを挙げて、名古屋が逆転勝ちした。

■ 光ったスピラール

この試合の名古屋は、非常に出来が良かった。ヨンセンが目立ったが、最もいいプレーをしたのは、CBのスピラールだろう。巻やハースに入るはずのロングボールをほとんど全て跳ね返して、千葉の攻撃の目を完全に摘んだ。ここまでは、怪我の影響で彼本来のプレーができていなかったようだが、これだけのプレーができるのなら、名古屋の守備は安定するだろう。

ヨンセン、スピラールと攻守に柱が出来たことで、周りを固める金・中村・古賀・本田といった選手がさらに生きてくるだろう。名古屋グランパスエイトは、これから間違いなく浮上していくと思う。そのことを、この試合で確信した。

■ 阿部のCB起用について

一方の千葉は、名古屋の前に本来のプレーが出来なかった。ボクは、阿部のセンターバック起用は好きではない。CBでは、阿部の持つ攻撃的な力が十分に発揮できない。Jリーグで最高のコンビネーションを見せる、佐藤勇人&阿部勇樹のダブルボランチに戻すのがベターだと思う。

しかしながら、阿部をセンターバックに起用したくなる気持ちも分からなくはない。今シーズンの阿部は、守備力、フィード力、カバーリング能力で、(今シーズン、不調を極める)ストヤノフを上回る。阿部の起用法には、今後も注目していきたい。



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2006/07/31 名古屋グランパス トラックバック:0 コメント:0














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