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グループF 各チームの分析 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2005年12月13日
■ グループFの分析

抽選から4日たって、ようやく落ち着いたところで、グループFの分析をしたい。なお、最強国がブラジルであることに疑いはないので、ブラジルの分析は外すことにする。

■ クロアチアの分析

まず、フランス大会で3位に入り、難敵と思われるクロアチアだが、ボクは、オーストラリアと日本より、一段、力は劣ると見ている。

MFボバン・FWスーケル・FWボクシッチがいたころのクロアチアは、間違いなくスーパーなチームであった。しかし、FWプルソ、FWクラスニッチ、MFクラニツァールの現攻撃陣を見れば分かるように、明らかにスケールダウンしている。

「東欧のブラジル」としばしば評されるが、実際には非常に堅実なサッカーを行うチームだ。(その形容詞は、ユーゴスラビアのものじゃないのかな?)。日本代表が、落ち着いた戦いが出来れば、実力的には全く問題のない相手だと思う。むしろ、大量点を取って勝ちたい試合といえるのではないだろうか。これまでの報道によると、クロアチアの監督が「オーストラリアと日本とクロアチアの中では、クロアチアがやや実力的に上」だと考えていることもプラス材料。

余談になるが、前回大会のイタリア×クロアチアの試合は、エキサイティングだった。何度もゴールを取り消されたビエリがようやく執念でねじ込んだヘディングでのゴール、ラパイッチのシュートが相手ディフェンダーに当たって美しい軌道を描いてネットに沈んだ逆転のゴール、トッティの決まれば同点というフリーキックがポストに跳ね返ってゴールにならなかったシーンなどなど・・今でも脳裏に焼きついている。試合会場は鹿島スタジアムだったが、欧州の伝統あるスタジアムで試合が行われているくらいの素晴らしい雰囲気だった。この試合は、黄金世代率いるクロアチアがみせた、最後の意地だったのかもしれない。

■ オーストラリアの分析

当面のライバルは、オーストラリアになると思う。FWキューエルとMFビドゥカという欧州の舞台で活躍するコンビは脅威で、日本代表のディフェンダーでは太刀打ちできない存在だと思う、もし4年前の二人なら。

4年前のオーストラリアは、全盛期のキューエルとビドゥカのコンビで、大会のダークホースになりえたチームだっただろうが、近年のキューエルとビドゥカからは輝きは感じられない。盛りを過ぎた印象をもつ。その二人をチームの中心に据えたままで本大会に来てくれるとありがたい。さらに、日本にとって、幸運なのは、オーストラリアが8大会ぶりの出場で、初戦で対戦するということ。代表レベルでは、ほとんど真剣勝負の場がないオーストラリアにとって、これまでに体験したことのないプレッシャーがかかるのではないか。

高さとパワーは確かに脅威になりえるが、意外にジーコJAPANは、パワー系の相手には相性がいい。(逆に相性が悪いのは、南米系。)コンフェデのギリシア戦のように、スピードタイプの2トップが、大型ディフェンダーを翻弄する、こんな展開が期待できると思う。

というわけで、この組み合わせは全く悲観すべきではないと思う。もちろん楽観できるものでもないけど・・・。


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