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【東京V×徳島】 初夏の国立で・・・ (生観戦記#9) | | このエントリーを含むはてなブックマーク | 

■ 7月に入って・・・

Jリーグも7月に入ると北海道で行われる試合を除いて、ナイトマッチがほとんどになる。

7月11日の土曜日。そろそろ、梅雨も終わりかけ。雨の心配はほとんどない。本格的に夏の時期に入ると暑すぎて屋外に出るのも億劫になってしまうけれども、ほんのしばらくの期間だけ、サッカー観戦に最適の気候が続く。

この土曜日に行われるカードは8試合。

  ・鹿島アントラーズ - 大宮アルディージャ
  ・浦和レッズ - サンフレッチェ広島
  ・ジェフ千葉 - ヴィッセル神戸
  ・横浜Fマリノス - モンティオ山形
  ・アルビレックス新潟 - 川崎フロンターレ
  ・コンサドーレ札幌 - ロアッソ熊本
  ・東京ヴェルディ - 徳島ヴォルティス
  ・アビスパ福岡 - 栃木SC 

この中で、コンサドーレとロアッソの試合が行われる厚別はさすがに難しい。北海道は未経験なので一度は行ってみたいと思うけれど、そのときは、入念に予定を立てて、漏れなく北海道を堪能したい。

目を引くのは、レッズとサンフレッチェのカード。現在のJリーグの中で、最も攻撃的なサンフレッチェ広島とフィンケ監督が率いる新生・浦和レッズの試合は好ゲーム必至。埼玉スタジアムはしばらくの間、ご無沙汰であり、2006年12月23日の天皇杯のジュビロ戦が最後なので、もう2年半が経過している。「そろそろ。」という気もするが、いい席が残っていなかったので今回は泣く泣く断念。今後の楽しみとして残しておく。

次に考えたのが、マリノスとモンテディオのカード。これもなかなか惹かれるカードである。マリノスの主催試合としては比較的、珍しい三ツ沢での開催というのもポイントが高い。三ツ沢に行ったのは横浜FCの城彰二の引退試合が最後。こちらも1年半が経過している。

ただ、あの時はデイ・マッチ。1月の最終日曜日で極寒の中での試合だった。三ツ沢でのナイト・マッチというと、否が応でも、決戦のムードが高まると思うが、こちらはかなり混雑しそうなのでパス。不慣れなスタジアムで観衆の多い試合はリスクが大きい。

ということで、最終的には、東京の国立競技場で行われるヴェルディとヴォルティスのカードに決定。J2で5位を争うチーム同士の直接対決で、好調なチーム同士の対戦である。

■ 初夏の国立

ヴェルディの試合は今季2試合目の観戦となるが、1試合目はアウェーのザスパ戦。前橋市の敷島で行われた試合は2対0でヴェルディが勝利した。

昨シーズンも、ヴェルディの試合は3試合観ているが、万博、フクアリ、日産スタジアムといずれもアウェーゲーム。ヴェルディのホームゲームの観戦は2006年7月以来となる。

実は、その時も国立での試合。相手は松本育夫監督率いるサガン鳥栖。当時のヴェルディの監督はラモス瑠偉氏であり、控えのフォワードにはカターニャでブレークしつつあるFW森本貴幸がいた。アルビレックスやフロンターレでゴールを量産したMFマルクスもいた。サガンにはFW新居辰基もいた。

初夏の国立競技場のヴェルディ戦。3年前の記憶がオーバーラップする。

■ 東京への道のり

まずは東京駅に向かう。所要時間は2時間あまり。

車中で、西部謙司氏の「偉大なるマントーバ」という単行本を読む。この本は6章構成で、サッカーに関わるフィクションのストーリーが各章1つずつ。特に、第1章のジェブ千葉のDF大山高雄のワールドカップメンバー入りを巡るストーリーは引きつけられる。

ワールドカップ終了後に現役引退を決意するヒデこと上田英雄。セリエAでも活躍するスター選手と32歳のベテランで本大会直前に9年ぶりに代表に復帰したリベロのDF大山高雄。「世界を驚かせたい。」という夢を監督就任時に語った山岡昌治監督。世界基準のチームを目指したはずの山岡ジャパンは、(世界のスタンダードから外れているわけではなかったが、)それでも、出来上がったのが、「こじんまりとした小さな世界基準のチーム(=ヨーロッパのコピー)」であるという現実。

どこかで聞いたような、どこかで見たようなストーリーがベースになっているが、DF大山高雄の存在がチームを異なる方向に導いていく・・・。

読み進めて、第5章の「グッドマンの夜」の読み終えた頃、東京駅に到着する。3ヶ月ぶりの東京は相変わらず、混沌としていたが、その喧噪を通り過ぎて、国立を目指す。

東京駅から国立競技場までは、もうすぐである。一番、分かりやすいのは、中央線を通るルート。東京→神田→御茶ノ水→水道橋→四ツ谷→千駄ヶ谷。約20分間の距離である。

 #1 千駄ヶ谷駅①
国立(1)


■ 千駄ヶ谷へ・・・

国立競技場の最寄り駅の千駄ヶ谷駅。千駄ヶ谷周辺は、国立競技場の他にも、ヤクルトスワローズのホームグラウンドである神宮球場、秩父宮ラグビー場、東京体育館とスポーツ施設が目白押し。上智大学や赤坂御所もこの辺りであるという。

そういえば、前に国立競技場に来た時は、古田敦也の引退試合でごった返していた記憶がある。ヤクルトスワローズの試合と重なると、悲惨なことになる。

 #2 千駄ヶ谷駅②
国立(2)


千駄ヶ谷駅から2・3分歩くと、国立競技場が見えてくる。東京都新宿区の霞ヶ丘にある東京国立競技場。言わずと知れた『サッカーの聖地』である。

少し前の「あのシーン」や「あのシーン」の記憶は、全て、ここ「国立競技場」がその舞台である。東京オリンピックのメインスタジアムなので、築40年以上。老朽化は激しいが、それでも聖地であり続ける少し特別な場所である。

 #3 国立周辺①
国立(3)


■ 国立周辺の様子

ヴェルディとヴォルティスのカード。J2で上位4チームを追う第二グループの雄としてどちらかふさわしいかを決める大切な一戦ではあるが、一般層には受けにくいカード。国立競技場の収容人は約45000人。どう考えてもスタンドが埋まるはずはないので、少し寄り道をしてみる。

 #4 神宮球場
国立(4)


寄り道をしてから、再び、国立に向かう。緑に身を包んだヴェルディサポーターも続々と集まってきている。

とりあえず、千駄ヶ谷門の入り口付近のチケット売り場でチケットを購入。特に指定席を購入する理由もないので、バックスタンドで観戦することにする。席も空いているようなので、スタジアム内を見学。親会社の大塚製薬の社員の集団なのか、ヴォルティスのサポーターも多い。

 #5 国立周辺②
国立(5)


■ 会場入り

千駄ヶ谷門をくぐって坂道を登ると、メインゲートの入り口となる。日本代表の試合やナビスコカップ決勝、天皇杯決勝等、多くの人が集まるビッグゲームのときは、ここが長蛇の列となる。

 #6 千駄ヶ谷門から続く坂道
国立(6)


 #7 コンコース
国立(7)


この日は2016年の東京オリンピック招致のため、オリンピック招致推進アドバイザーに就任した松木安太郎氏が来場していた。松木氏はヴェルディ川崎時代に1993年と1994年の2度、Jリーグの最優秀監督に選ばれている。

 #8 松木氏の栄光
国立(8)


■ スタジアムグルメ

スタジアム内での3番目の楽しみはというと、スタジアムグルメである。その土地独特の食材を使った人気メニューが興味を誘う。

一番、スタジアムグルメが充実しているといわれるのが、『グルメスタジアム』ともいわれるカシマサッカースタジアムである。ここの『モツ鍋』は超有名である。

が、その観点から見ると、残念ながら、国立競技場は最低レベルである。今回、フライドポテトを購入したが、これだけ不味いフライドポテトは初体験である。わざか下手に作っていに違いない、と思うほどの出来である。

 #9 フライドポテト
国立(12)


 #10 ハット
国立(13)


 #11 試合開始前
国立(14)


■ 5連勝達成

18:04にキックオフ。

試合は、終始、ヴェルディがヴォルティスを圧倒する。なぜか、立ち上がりから臆病だったヴォルティスに対して、ヴェルディはFW大黒将志が2ゴールの活躍。4対0でヴェルディが圧勝し、5連勝を達成。

ベテランのDF土屋、MF服部が復帰し、FW大黒も好調。GK土肥という守護神もいて、MFレアンドロが昨シーズンとは比べ物にならないほどコンディションが良くて、攻撃に変化を加える。まだ、上との差は大きいけれども、現在のJ2の中で、トップクラスの戦力を有していることは間違いないだろう。

 #12 7番と13番
国立(17)


■ 高木琢也監督

高木監督は言わずと知れた「アジアの大砲」。188cmの長身を生かした得点力のあるセンターフォワードとして活躍し、オフト・ジャパンのキープレーヤーだった。国際Aマッチ44試合で27ゴール。ゴール数は歴代4位である。

キャリアのピークから少し経ったときにJリーグが誕生したのがドーハ世代。彼らは、現役時代から将来の日本サッカーの中心となるべく大きな期待をかけられていたが、不思議なことに、もっともリーダーシップがあって期待の高かった柱谷哲二がコンサドーレ札幌と東京ヴェルディで監督としての2度の失敗。

また、マスコミ受けも良くて、クレバーな感じのする狂気の左サイドバックこと都並敏史もベガルタ仙台、セレッソ大阪、横浜FCで3度失敗。ラモス瑠偉は2年目のJ2でFWフッキを中心とした爆発力で何とか昇格を果たしたが、指導者としてステップアップしそうな雰囲気はない。

そんな中、ドーハ世代で出世頭といえるのが、が清水エスパルスの長谷川健太とヴェルディの高木琢也というのが皮肉である。正直、現役時代の高木琢也選手を見て、将来、名監督になりそうな予感はほとんどなかったが、実際にはこの通りである。「監督」って何なんだろうか?

 #13 4対0
国立(18)


 #14 ヴェルディのイレブン
国立(19)


■ スタジアムの魅力

 テレビで見るのもいいですが、スポーツはやっぱり【生での観戦】です!
 テレビでみるのとスタジアム生観戦は、全く違います。

 選手の蹴るボールの音、周りのサポーターの声援、吹いている風や季節感なども、すべてが非日常的で、すべてが一つになってサッカースタジアムを彩っています。

 テレビなんて、足元にも及ばない・・・これが【ライブ】の臨場感です。

 スタジアムにいる間は、普段の生活でのいやなこと・つらいことなど、すべて忘れて、サッカーに熱中できます。



これは、サッカースタジアムの歩き方さんの言葉である。

常々、テレビ画面が、サッカーの良さ(本質)を十二分に伝えないことは、1つの不幸だと思うが、ただ、だからこそ、人々の足はスタジアムに向かうのであり、テレビの限界は、逆に幸せなことなのかな、とも感じている。

だから、最近、欧州サッカーが一般人の関心を集めているけれども、これもまた、Jリーグを含めた日本のサッカーの競争相手にはならないような気がする。頻繁に海外まで渡航できるサポーターを除くと、やっぱり別世界のものであり、もっと言うと、別の競技のような感じも受ける。

 #15 ホームゴール裏
国立(20)


 #16 アウェー側のスタンド
国立(21)


試合後、緑色に染まるストリート。ヴェルディの快進撃はまだまだ続くのか・・・。

 #17 帰宅の途
国立(22)





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 -----杉本健勇 (24)
 -----玉田圭司 (22)
 -----フォルラン (22)
 -----丸岡満 (11)
 -----森島寛晃 (16)
 -----山口蛍 (55)
 ├ファジアーノ岡山 (57)
 -----岩政大樹(40)
 -----加地亮 (24)
 -----片山瑛一 (11)
 -----渡邊一仁 (11)
 ├レノファ山口 (27)
 -----岸田和人 (20)
 -----小池龍太 (12)
 -----庄司悦大 (18)
 ├徳島ヴォルティス (51)
 -----内田裕斗 (17)
 ├カマタマーレ讃岐 (10)
 -----我那覇和樹 (25)
 -----仲間隼斗 (9)
 ├愛媛FC (45)
 -----表原玄太 (8)
 -----河原和寿 (17)
 ├ギラヴァンツ北九州 (13)
 -----風間宏希 (15)
 -----小松塁 (17)
 ├V・ファーレン長崎 (14)
 -----坂井達弥 (9)
 -----佐藤洸一 (15)
 -----パク・ヒョンジン (4)
 -----永井龍 (21)
 ├ロアッソ熊本 (56)
 -----上村周平 (10)
 -----清武功暉 (21)
 -----齋藤恵太 (8)
 -----嶋田慎太郎 (12)
 -----平繁龍一 (12)
 -----巻誠一郎 (15)

【Division 3】
 ├ブラウブリッツ秋田 (12)
 ├福島ユナイテッド (8)
 ├栃木SC (32)
 ├長野パルセイロ (10)
 -----塩沢勝吾 (11)
 ├カターレ富山 (29)
 -----岸野靖之 (12)
 -----苔口卓也 (13)
 ├ガイナーレ鳥取 (10)
 ├大分トリニータ (49)
 ├FC琉球 (9)
 ├Jリーグ・アンダー22選抜 (6)

【日本代表】
 ├アギーレジャパン(観戦記) (4)
 ├アギーレジャパン(全般) (12)
 ├アギーレジャパン(採点) (2)
 ├関塚ジャパン(観戦記) (25)
 ├関塚ジャパン(全般) (36)
 ├なでしこジャパン(観戦記) (21)
 ├なでしこジャパン(全般) (9)
 ├鈴木ジャパン(U-19日本代表) (4)
 ├98ジャパン(U-16日本代表) (4)
 ├ザックジャパン(観戦記) (57)
 ├ザックジャパン(全般) (129)
 ├ザックジャパン(採点) (32)
 ├岡田ジャパン(観戦記) (40)
 ├岡田ジャパン(全般) (45)
 ├オシムジャパン(観戦記) (20)
 ├オシムジャパン(全般) (63)
 ├反町ジャパン(観戦記) (16)
 ├反町ジャパン(全般) (24)
 ├吉田ジャパン (11)
 ├牧内ジャパン (1)
 ├城福ジャパン (2)
 ├池内ジャパン (2)
 ├布ジャパン (4)
 ├94ジャパン(吉武ジャパン) (6)
 ├96ジャパン(吉武ジャパン) (11)

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