【福岡×新潟】 J2テイストの試合 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

■ 福岡が完勝

今シーズンまだ、勝利のない福岡がホームで新潟と対戦した。試合は、新潟のクリアミス(DF海本?)をついて、福岡のFWグラウシオが先制ゴール。

ロスタイムにも、前線に上がっていたDFアレックスがカウンターからゴールを決めて2対0で勝利した。

■ 一歩進んだ新潟のサッカー

新潟の試合を見るのは、今シーズン初めてだったが、「こんなサッカーだったっけ?」という違和感を感じた。去年までは、みんなでしっかり守って前線の外国人にお任せする、というサッカー(=J2仕様のサッカー)だったが、今シーズンは様変わりしていた。

試合をコントロールできる、MFシルビーニョの加入が大きく、しっかりつないで、サイドをつくという一歩進んだサッカーが出来ていて、サッカー自体は魅力的なものになったように思う。

光っていたのは、MFの田中亜土夢。ムービングサッカーの申し子のような選手で、巧みにスペースを突く才能が光る。U19代表としても、大いに期待できる。

トップのFW矢野も、いいプレーをした。相方のFW中原と若干かぶる場面もあったが、体を張って起点となる動きが出来ていた。柏の降格のゴタゴタをついて、新潟は非常に大きな才能を手に入れたように思う。不満は、チーム全体にスピリットを感じなかった点だ。昨シーズンまで見せていた誠実なサッカーは影をひそめていて、淡白な印象も受けた。

■ 今シーズン初勝利の福岡

一方の福岡は、ようやく初勝利。中盤のテクニックでは新潟に劣っていたが、組織的なサッカーは、昨シーズンまでの新潟を見ているようだった。

最近の日本サッカーの傾向として、J2ら昇格してくるチームは、個人能力には劣るが、非常に組織的で、しっかりとしたサッカーをしている。(FC東京、川崎、大宮、新潟・・・。)

ただし、これらのチームは、まだ、Jリーグのトップにはたどりつけていない。組織的なサッカーだけでは、いつかどこかの段階で、限界がくるものである。この壁を越えていかないと、J1で頂点にたつことはできない。

05シーズンのFC東京は、このステップアップのための苦しみを味わったし、おそらく、今シーズンの新潟も、このような苦しみを味わうことになるだろうと推測する。

今日の試合は、エンターテイメントとしては乏しかったかもしれないが、進化への挑戦を続けるアルビレックス新潟と、久々のトップリーグ参加で、もがき苦しむアピスパ福岡の対戦で見所は少なくなかった。J2仕様のサッカーからの脱却を図る新潟と、まだまだJ2仕様のサッカーを展開するの福岡の対戦からは、ネガティブな意味ではなくJ2の香りが漂ってきた。




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2006/04/23 アルビレックス新潟 トラックバック:0 コメント:0














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