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【浦和×磐田】 4バックのジュビロ | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

Jリーグ第2節のレッズ−ジュビロ戦。ジュビロは鈴木、田中、金、服部の4バック。レッズは、開幕戦と同じスタメンでスタート。ジュビロが4バックでスタートするのは、あまり記憶にない。

立ち上がりは、アウェーのジュビロがペースを握る。ほどんど攻撃には参加しなくてマイポジションを守る4バックに、中盤は両サイドハーフに西と村井というウインガーを置いていて、ワントップで広大なスペースを走り回るカレンの姿は、レアル・マドリードと対戦したときのアーセナルのような雰囲気だった。

一方のレッズは、前節のガンバ戦と同じ問題を抱えていた。小野とポンテの位置が中途半端で、中盤の鈴木と長谷部の前に広大なスペースがあり、そこをジュビロに使われて劣勢の展開になった。今週のサカダイの記事の中で、開幕戦では小野に対して、ブッフバルト監督から、「中盤でスペースを空けないようにするために、あまり動きすぎるな」という指示が出ていたようだが、それにしても・・・。

そんなレッズの中で、一人気を吐いていたのが、左サイドの三都主。対面したのが、サイドバックが不慣れな鈴木秀人だったこともあり、左サイドでボールを持ったら、常に勝負を仕掛けて、サイドを突破する。

三都主の奮闘から、徐々にレッズペースになるが、その流れを決定付けたのが、ワシントンのプレー。トラップから、左足で放ったシュートはポストに当たってゴールラインを割ってしまったが、ジュビロの4バックに与えた、脅威は相当のものだったはず。

先制点は、レッズ。長谷部のパーフェクトクロスから、トゥーリオがヘディングシュート。彼らしい、ダイナミックなゴールがネットに突き刺さって、リードを奪った。追加点は、三都主のフリーキック。前半は2対0で終了した。

後半から、ジュビロは、田中に代えて茶野を起用する(その意図は不明。)しかしながら、追加点を奪ったのはレッズのポンテ。ワシントンが頭ですらして、茶野と川口がお見合いしたのを拾ったポンテが、キーパーをかわして無人のゴールへ。終了直前に、ショートコーナーから、名波のクロスを茶野がドフリーで合わせて1点を返したが、体勢に影響はなし。3対1で、レッズが勝利した。

この試合のポイントは、非常に分かりやすかった。

1つ目は、前半25分くらいに、小野と長谷部のポジションを替えたこと。このポジションチェンジで、レッズの中盤に落ち着きが生まれた。ポンテと小野が並ぶと、前線の3人でドリブルでボールを運べるのがポンテだけなので、ポンテが相手に狙われてポンテの持ち味が消えてしまうことが多かったのだが、長谷部が前に上がったことで、相手DFが長谷部もケアする必要が出てきて、マークが分散した。1列下がった小野は、フェイエノールト培った経験を生かして、簡単にボールはたくところと、キープするところの判断が的確で、ほぼノーミスでゲームを組み立てた。やはり、この小野はこのポジションでこそ生きる。今後は、長谷部が前で、小野が後ろの布陣でいくことになるだろう。

2つ目は、ジュビロの4バックシステム。確かに前半のはじめは、スペースをつぶして、レッズの攻撃を封じており、また失点シーンもセットプレーと凡ミス絡みで、守備に関してはある程度は成功していたと思う、右サイドバックの鈴木秀人を除くと。三都主にいいようにやられていた前半途中で、(山本監督の得意の)修正を行う必要があったのではないか?鈴木秀人はスピードもあって優秀なDFであるが、ほとんど経験のないポジション(ルーキーイヤーに経験があるらしい)で起用するのは無理がある。ずっと3バックを採用していたのチームに、いきなり4バックをするというのは奇抜で面白いアイディアだったが、うまくいっていないのなら、早めに本来のシステムに戻してもよかった。

選手起用では、トップ下の名波と右アウトサイドの西の起用も、個人的には疑問に思った。1トップ下は、スピードがあって運動量が豊富な選手でないと務まらないのは良く知られていることだが、今の名波にその役割を与えるのは酷である。成岡の起用がベターだったと思う。そして、西と太田の起用法に関してはプレシーズンから一貫して西を優先しているが、今の西の状態はホントにひどい(特に守備面。あれだけ、三都主にやられているのに、西はほとんど鈴木のサポートに来ていない・・・。)素直に、太田を使えばいいのに。

試合全体を見るとレッズは及第点。良くない序盤の展開を修正して、快勝できたので、次につながる試合だったと思う。今後、問題になりそうなのは、相馬の使い方。最後に出てきて素晴らしいドリブル突破を見せた相馬を、ずっとサブで置いておくと、ゴネそうだ。

一方のジュビロは、課題山積というか、試合をするごとに課題が増えている。攻撃面では、怪我の前田遼一を待つしかないのかもしれない。




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2006/03/11 ジュビロ磐田 トラックバック:0 コメント:0














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