■ 入替戦
運命の入替戦の第1戦。J1で16位のジュビロ磐田とJ2で3位のベガルタ仙台の対戦。過去3年間はいずれもJ2のチームが入替戦を制している。
ホームの仙台は<4-4-2>。GK林。DF菅井、千葉、渡辺、磯崎。MF斉藤、富田、関口、梁勇基。FW中島、ナジソン。DF岡山、FW平瀬がベンチスタート。
アウェーの磐田は<3-5-2>。GK川口。DF鈴木、茶野、岡田。MFロドリゴ、犬塚、駒野、村井、松浦。FW前田、ジウシーニョ。FW中山、MF名波、MF成岡がベンチスタート。MF西、MF太田、FWカレンはベンチ外。
■ ナジソンの先制ゴール
立ち上がりは戦力的に優位と思われる磐田ペース。FWジウシーニョを起点に右アウトサイドのMF駒野が再三にわたってアタックを仕掛ける。しかしながら、肝心のMF駒野のクロスボールの精度が今一つ。いい形でシュートまで持ち込むことは出来ない。
耐える仙台はFW中島とMF関口のスピードを生かしたカウンターでチャンスを作りたいところだが、なかなか決定的なシュートを放つことは出来ない。
劣勢だった仙台だったが、前半41分にMF梁のスルーパスを受けたFWナジソンが先制ゴール。決して簡単なシュートでは無かったが、うまいタイミングのシュートでネットを揺らした。前半は1対0の仙台リードで終了。
■ 値千金のゴール
追い込まれた磐田だったが、後半8分に追い付く。右サイドのMF駒野のグラウンダーのクロスからFW前田→FWジウシーニョとつないで最後は19歳のMF松浦が左足で豪快に決めて同点に追い付く。
アウェーゴールを奪われたことで、もう1点欲しい仙台は、同点に追いつかれた後、勝ち越しゴールを狙って攻め込む。後半18分にFW中原を投入し、前線に高さを加える。しかしながら、なかなかいい形にはならない。
結局、そのまま1対1で引き分け。第2戦のヤマハスタジアムで決着がつくことになった。
■ 1対1の意味
アウェーゴール・ルールの中、初戦を1対1で終えるケースは多いが、どちらが優位に立ったかを考えると、今回の場合は、磐田が、少し優位に立ったと言える。
DF鈴木の負傷退場やFWジウシーニョの早い時間帯での交代などいくつかの誤算があり、さらには先制ゴールも奪われる苦しい展開だったが、後半8分という早い段階で追いつくことが出来た。90分の流れでは磐田が優勢であったことも選手たちの自信になるだろう。したがって、比較的、自信を持ってホームのヤマハスタジアムに戻ることが出来る。
■ 油断は禁物
ただ、どちらかというと優位に立っただけで、数字上は、ほとんど五分五分である。磐田はスコアレスドローでもOKという立場だが、仙台に先制ゴールを奪われると、巻き返すのは苦しくなる。鍵を握るのは攻撃陣。磐田としては早い時間帯に先制ゴールを奪って、危ない展開にはしたくない。
磐田のシステムは<3-5-2>。両アウトサイドが高い位置にポジションを取れている時間帯は問題ないが、リズムが悪くなると、途端に「2トップ+トップ下」の3枚だけの攻撃になってしまう。
もともとオフト監督のサッカーは固定ポジションが主流であり、オーバーラップは少ないが、厚みのある攻撃を仕掛けるには、MF犬塚とMFロドリゴの攻撃参加は不可欠。どれだけダブルボランチが攻撃に参加できるかが、ポイントになる。
■ ナジソンのゴールも・・・
一方の仙台は、最初は磐田の攻撃に対して受け身になってしまったが、幾度かのピンチを体を張って乗り切った。すると、前半41分に狙い通りの形からFWナジソンがゴール。最高の展開となった。
先制ゴールを挙げるまでのFWナジソンは久々のスタメンということもあって、なかなか波に乗れずにいたが、さすがというべき一発目のチャンスをしっかりと形にした。
ただ、コンディションはそれほど良くなかったようで、後半18分に交代。絶対的なエースストライカーがいない中、第2戦でもFWナジソンにかかる期待は大きいが、どれだけ土曜日までにコンディションを上げられるかどうかだろう。
■ 5年間の思い
2003年にJ2に降格したベガルタ仙台にとって、今回の入替戦は、5年間の思いが詰まった試合となる。J1で戦った経験を持つクラブにとっては、苦しいシーズンが続いていたが、ここを乗り切って再びJ1への道を切り開かなければならない。
ここ最近の事例を見ると、どちらかというと挑戦者の立場で挑めるJ2のクラブが好結果を残している。「J1に残りたいという気持ち」と「J1に上がりたいという気持ち」では後者に軍配が上がるケースが多い。
残りは90分間だけ。アウェーの厳しい環境となるが、磐田のペースに巻き込まれないようにアグレッシブに戦わなければ勝機は見いだせない。
運命の入替戦の第1戦。J1で16位のジュビロ磐田とJ2で3位のベガルタ仙台の対戦。過去3年間はいずれもJ2のチームが入替戦を制している。
ホームの仙台は<4-4-2>。GK林。DF菅井、千葉、渡辺、磯崎。MF斉藤、富田、関口、梁勇基。FW中島、ナジソン。DF岡山、FW平瀬がベンチスタート。
アウェーの磐田は<3-5-2>。GK川口。DF鈴木、茶野、岡田。MFロドリゴ、犬塚、駒野、村井、松浦。FW前田、ジウシーニョ。FW中山、MF名波、MF成岡がベンチスタート。MF西、MF太田、FWカレンはベンチ外。
■ ナジソンの先制ゴール
立ち上がりは戦力的に優位と思われる磐田ペース。FWジウシーニョを起点に右アウトサイドのMF駒野が再三にわたってアタックを仕掛ける。しかしながら、肝心のMF駒野のクロスボールの精度が今一つ。いい形でシュートまで持ち込むことは出来ない。
耐える仙台はFW中島とMF関口のスピードを生かしたカウンターでチャンスを作りたいところだが、なかなか決定的なシュートを放つことは出来ない。
劣勢だった仙台だったが、前半41分にMF梁のスルーパスを受けたFWナジソンが先制ゴール。決して簡単なシュートでは無かったが、うまいタイミングのシュートでネットを揺らした。前半は1対0の仙台リードで終了。
■ 値千金のゴール
追い込まれた磐田だったが、後半8分に追い付く。右サイドのMF駒野のグラウンダーのクロスからFW前田→FWジウシーニョとつないで最後は19歳のMF松浦が左足で豪快に決めて同点に追い付く。
アウェーゴールを奪われたことで、もう1点欲しい仙台は、同点に追いつかれた後、勝ち越しゴールを狙って攻め込む。後半18分にFW中原を投入し、前線に高さを加える。しかしながら、なかなかいい形にはならない。
結局、そのまま1対1で引き分け。第2戦のヤマハスタジアムで決着がつくことになった。
■ 1対1の意味
アウェーゴール・ルールの中、初戦を1対1で終えるケースは多いが、どちらが優位に立ったかを考えると、今回の場合は、磐田が、少し優位に立ったと言える。
DF鈴木の負傷退場やFWジウシーニョの早い時間帯での交代などいくつかの誤算があり、さらには先制ゴールも奪われる苦しい展開だったが、後半8分という早い段階で追いつくことが出来た。90分の流れでは磐田が優勢であったことも選手たちの自信になるだろう。したがって、比較的、自信を持ってホームのヤマハスタジアムに戻ることが出来る。
■ 油断は禁物
ただ、どちらかというと優位に立っただけで、数字上は、ほとんど五分五分である。磐田はスコアレスドローでもOKという立場だが、仙台に先制ゴールを奪われると、巻き返すのは苦しくなる。鍵を握るのは攻撃陣。磐田としては早い時間帯に先制ゴールを奪って、危ない展開にはしたくない。
磐田のシステムは<3-5-2>。両アウトサイドが高い位置にポジションを取れている時間帯は問題ないが、リズムが悪くなると、途端に「2トップ+トップ下」の3枚だけの攻撃になってしまう。
もともとオフト監督のサッカーは固定ポジションが主流であり、オーバーラップは少ないが、厚みのある攻撃を仕掛けるには、MF犬塚とMFロドリゴの攻撃参加は不可欠。どれだけダブルボランチが攻撃に参加できるかが、ポイントになる。
■ ナジソンのゴールも・・・
一方の仙台は、最初は磐田の攻撃に対して受け身になってしまったが、幾度かのピンチを体を張って乗り切った。すると、前半41分に狙い通りの形からFWナジソンがゴール。最高の展開となった。
先制ゴールを挙げるまでのFWナジソンは久々のスタメンということもあって、なかなか波に乗れずにいたが、さすがというべき一発目のチャンスをしっかりと形にした。
ただ、コンディションはそれほど良くなかったようで、後半18分に交代。絶対的なエースストライカーがいない中、第2戦でもFWナジソンにかかる期待は大きいが、どれだけ土曜日までにコンディションを上げられるかどうかだろう。
■ 5年間の思い
2003年にJ2に降格したベガルタ仙台にとって、今回の入替戦は、5年間の思いが詰まった試合となる。J1で戦った経験を持つクラブにとっては、苦しいシーズンが続いていたが、ここを乗り切って再びJ1への道を切り開かなければならない。
ここ最近の事例を見ると、どちらかというと挑戦者の立場で挑めるJ2のクラブが好結果を残している。「J1に残りたいという気持ち」と「J1に上がりたいという気持ち」では後者に軍配が上がるケースが多い。
残りは90分間だけ。アウェーの厳しい環境となるが、磐田のペースに巻き込まれないようにアグレッシブに戦わなければ勝機は見いだせない。
