サッカーコラム J3 Plus+ 
J1、J2、日本代表を幅広くカバーします。
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    1296  2009/01/07  【J1】 平均シュート数ランキング ベスト100 (2008年版)
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    1310  2009/01/18  【J1/J2】 ベストゲーム選出 1位-20位 (2008年版)
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    【浦和×FC東京】 やっぱり達也 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |
    ■ 上位対決

    首位の浦和レッズと5位のFC東京と対戦。勝ち点差は「2」で、アウェーのFC東京が勝利すれば順位は逆転する。

    ホームの浦和は<3−5−2>。GK都築。DF堀之内・阿部・堤。MF鈴木啓・闘莉王・山田暢・平川・ポンテ。FW田中達とエジミウソン。FW高原がスタメン落ちで、FW田中達也が今シーズンのリーグ戦では初スタメン。右ウイングバックにMF山田暢、左ウイングバックにMF平川。

    アウェーのFC東京は<4−4−1−1>。GK塩田。DF徳永・佐原・藤山・金沢。MF今野・梶山・エメルソン・羽生。FW平山とカボレ。DF長友は怪我のため欠場。14節の千葉戦とまったく同じスターティングメンバーである。

    ■ 連敗ストップ

    試合は立ち上がりの3分に、左裏のスペースに飛び出したFW田中達の折り返しのパスをFWエジミウソンが豪快に決めて浦和が先制する。その後も、浦和はキレキレのFW田中達を中心にFC東京を圧倒し、何度もチャンスを作る。

    FC東京はようやく前半35分あたりからボール保持が出来るようになる。前半ロスタイムにはセットプレーからMF今野がヘディングシュートを放つがポストに弾かれる。前半は1対0で浦和リードで折り返す。

    後半は、逆に、FC東京が一方的に攻め込む。後半9分にFW田中達が交代でピッチを去った後は、勢いはさらに加速し、ほとんどの時間でボールを支配して押し込む。しかしながら、最後のエリアで浦和のディフェンスが踏ん張って同点ゴールは奪えない。

    すると、浦和は、後半43分にカウンターからFW永井が決定的なゴールを挙げて2対0とする。結局、そのまま浦和が勝利し、公式戦の連敗を「5」でストップさせた。

    ■ やっぱり達也

    浦和は今シーズン初スタメンのFW田中達が目を見張るようなパフォーマンスを見せて勝利に大貢献した。後半9分という早い時間帯にピッチを去ったが、その存在感は絶大だった。

    先制ゴールはFW田中達の裏への飛び出しから生まれたもので、FC東京のディフェンスはFW田中達を全く捕まえ切れなかった。FW田中達の鋭い動きは、MFポンテやFWエジミウソンにも好影響を与えて、久々に前線のトライアングルが機能した。

    これまでスタメンだったFW高原だが、プレーが自己完結することが多く、相方のFWエジミウソンとも動きがかぶって双方の持ち味を消しあうことが多かったが、FW田中達は自分だけでなく、味方の特徴も理解していて、双方を生かす術を心得ている。彼がピッチにいる時間帯は、浦和の攻撃は躍動した。

    チーム全体の課題をいうと、後半9分にFW田中達がピッチを去って以降は、まさしく前節までの閉塞感の漂う前後分断サッカーに戻ってしまったことであるが、FW田中達がいれば状況が大きく改善されることは確認できた。

    ■ 久々の堅守

    また、ここ5試合で16失点を喫していたディフェンス陣も、久々に無失点完封で終えた。開始3分で先制ゴールが奪い、攻撃のリズムが良く相手に攻め込まれる機会が少なかったこともあって、前半は危なげなかった。

    逆に、後半は防戦一方の展開になったが、5バック気味の現実的な布陣に変更し、FC東京にボールを支配された割には決定機はほとんどなかった。もともと能力の高い選手がそろっているので、しっかりとチームとして集中できれば、どんな相手にも対抗は出来る。

    特に、FC東京のキーマンであるMF梶山に対しては徹底マークして、完全に動きを封じ、彼のところから効果的なパスが繰り出されることはなかった

    ■ 遠い・遠い・遠いゴール

    一方のFC東京は、後半は攻め込んだがゴールは非常に遠かった。浦和の守備陣が、最後までしっかりと集中を切らすことなくディフェンス出来ていたこともあって、得点を奪うことは出来ずに終わった。

    エースFWカボレの出来が悪く、後半22分に交代せざるえなかったのは大きな誤算であったが、彼がいなくなると「得点力」と「相手に与えるプレッシャー」が格段にダウンしてしまうのはチームの問題点である。1.5列目でプレーしたFW平山や途中出場のFW川口は健闘したが、浦和相手にゴールを奪うまでには至らなかった。

    ■ 新しいチャレンジ


    ただ、試合展開から城福監督の選手起用を考察してみると、明らかにもっと早い段階でFW赤嶺やMF大竹を投入するなど、いくつか手の打ちようはあった。単に動くタイミングを逸したとも考えられるが、むしろ、キャンプから作ってきたチームが、どの程度、浦和相手に通用するのか、チャレンジしたかったという思いもあったのではないだろうかと推測する。

    結果的に見ると、城福監督の作ったチームは、まだ、浦和相手に(ボールは持てても)得点を奪う段階までは成熟しておらず、未完成の部分も少なくないということが、改めて確認された。さいたまスタジアムで、集中力を保った状態のレッズからゴールを奪うのは、そんなに簡単なことではない。

    とはいっても、開幕当初と比べると、随分と進化を見せていて、間違った道には進んでいない。次に浦和と対戦する時に、どの段階までステップアップできているか、新しいチャレンジとなる。


    浦和レッズ:採点

    GK:都築龍太 6.5

     → 抜群の反射神経でFW川口のシュートをはじく。

    DF:堀之内聖 6.5

     → 久々に集中力を維持し、完封に貢献。

    DF:阿部勇樹 7.0

     → 前半は素晴らしい出足でFW平山へのクサビのパスを封じる。

    DF:堤俊輔 6.0

     → 破たんなく無難にプレーした。

    MF:鈴木啓太 6.0

     → 本調子にはまだ遠いが、確実な守備で相手を封じる。

    MF:田中マルクス闘莉王 5.5

     → 当たりの強さを見せたが・・・。

    MF:山田暢久 5.5

     → そつなくプレーした。

    MF:平川忠亮 6.0

     → 前半はうまく攻撃に絡んだ。後半は守備に追われる。

    MF:ポンテ 6.5

     → うまく攻撃のリズムを作ったが、故障再発。

    FW:エジミウソン 6.5

     → FW田中達との連携で決勝ゴール。前半は良かった。

    FW:田中達也 8.0

     → キレキレの動きで攻撃を活性化。

    サブ:永井雄一郎 6.5

     → さすがの決定力でダメ押しゴール。

    サブ:梅崎司 5.5

     → ポンテに代わって出場も、インパクトは残せず。

    サブ:細貝萌 -

     → 後半37分にエジミウソンに代わって出場。


    FC東京:採点

    GK:塩田仁史 6.0

     → 失点シーンはノーチャンスだった。

    DF:徳永悠平 5.5

     → 後半はサイドを制したが、効果的なクロスを上げるまでは至らず。

    DF:佐原秀樹 5.5

     → 田中達を捕まえ切れなかった。

    DF:藤山竜仁 6.0

     → 後半は積極的にパスカットを狙って、二次攻撃につなげた。

    DF:金沢浄 6.0

     → 高い位置でボールを受けてクロスを供給することは出来なかった。

    MF:梶山陽平 5.0

     → 厳しいマークにあって思うようなゲームメークは出来なかった。

    MF:今野泰幸 6.0

     → 惜しいシュートもポストに弾かれる。

    MF:エメルソン 6.5

     → 縦横無尽に走り回って攻撃を活性化させた。

    MF:羽生直剛 6.0

     → 後半は動いてスペースを突いたが、決定的なチャンスはなかなか作れず。

    FW:平山相太 6.0

     → 前半は苦戦。後半はうまくボールに絡んだが、ゴール前で仕事は出来なかった。

    FW:カボレ 4.5

     → 序盤は勢いがあったが、次第に失速。コンディション不良か。

    サブ:川口信男 6.5

     → トップの位置で奮闘。惜しいシュートもあった。

    サブ:石川直宏 -

     → 出場時間が短かったが、右サイドで可能性を感じさせる動きを見せた。


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    2008/07/09(水) 16:30 | | #[編集]
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