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【磐田×川崎F】 逆転のフロンターレ | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2008年05月06日
■ 好調同士

ともに調子が上向きのジュビロ磐田と川崎フロンターレの対戦。

ホームのジュビロ磐田は、ここ4試合で2勝2分け。<3−5−2>で、GK川口。DF大井・田中・加賀。MF犬塚・上田・駒野・村井・西。FW萬代とFW山崎。MF河村が出場停止で代役はMF犬塚。FWはジウシーニョが怪我で欠場し、U-19代表のFW山崎が初スタメン。さらには、日本代表FW前田遼一が今シーズン初のベンチ入り。

対する川崎Fは3連勝中。しかも、3試合すべてが逆転勝利と波に乗っている。<3−5−2>でGK川島。DF井川・寺田・伊藤。MF菊地・中村憲・谷口・森・山岸。FW鄭大世とジュニーニョ。現時点でベストといえるメンバーである。

■ 逆転勝利!!!

試合は前半の立ち上がりは磐田が支配する。MF西が両サイドにうまく流れて起点を作る。前半9分には、MF犬塚がドリブルで中央から持ち込んでFW萬代にラストパスを送ると、そのパスをFW萬代が落ち着いて決めて先制ゴール。

ここまでは磐田のペースだったが、この先制点が川崎Fの勢いを呼び込んで、その後は川崎Fが一方的に攻撃を仕掛ける展開となる。磐田は2トップになかなかボールを送り込むことができずに、逆に川崎FのFWジュニーニョとFW鄭大世をマークしきれない。

すると、前半23分にMF中村憲のFKからMF谷口が合わせて同点に追いつくと、さらに後半2分にもMF中村憲のCKからDF寺田がヘディング決めて逆転に成功。後半14分と16分には完全に相手DFを崩した形からFWジュニーニョが2点を追加して4対1とする。

結局、4対1で川崎Fが勝利し、4連勝を飾った。

■ 逆転のフロンターレ

これで川崎Fは4試合連続の逆転勝利。関塚監督が辞任を表明し、崩れていく可能性もあった難しい状況にもかかわらず、高畠新監督は4戦全勝と好結果を残している。この試合も自分たちのリズムをつかむまではやや時間がかかって、前半9分にあっさりと先制ゴールを許したが、その後は猛攻を仕掛けた。

特徴的なのはやはり中盤で、MF中村憲、MF谷口、MF菊地のトリプルボランチが試合を重ねるごとに成熟を見せてきて、MF菊地をやや下がり目におくことで、うまくMF中村憲とMF谷口の攻撃的な良さを引き出している。トップ下が不在になったことで空いたスペースには、FWジュニーニョとFW鄭大世、MF中村憲やMF谷口がうまく利用していて、相手は非常にマークしにくい。

この試合は、磐田も同じ<3−5−2>だったが、磐田がポジションに忠実にサッカーを行っていたのに対して、川崎Fのサッカーはもっと自由だった。

■ 成長著しいテセ

シーズンが始まって、数々の激震に見舞われた川崎Fだったが、ようやくチームは落ち着きを取り戻してきた。個々の選手の調子が上がってきたのも大きいが、その中でも、FW鄭大世の成長ぶりは目を見張るものがある。

この試合はノーゴールに終わったが、ここまでリーグ戦で5ゴール。北朝鮮代表のエースストライカーとしていくつもの国際試合に出場して得た自信が大きいのか、昨シーズンと比べると、1ランク上の存在となった。特にポストプレーが上達し、簡単にはボールを失うことはなくなって、チームメイトからの信頼感がアップし、対戦相手にとってはFWジュニーニョと同じくらい脅威の存在となっている。

■ 流れを失った磐田

磐田はいい形で先制ゴールを奪いながら、その後はなす術もなく、4失点を重ねた。先制ゴールはMF犬塚の積極的なプレーがゴールに結びついたが、その後は逆にMF犬塚の積極性が仇になって、ボランチの位置でボールを失うシーンが目立った。

安易なボールでカウンターを受けるケースが増えたこともあって、ラインが引き気味になってセカンドボールを奪えなくなると、ペースは完全に川崎F側に流れた。

■ 前田遼一の復帰

磐田は東アジア選手権途中の怪我で戦列を離れていたFW前田遼一がようやく復帰。この試合はベンチスタートで、後半途中から出場し見せ場はほとんどなかったが、とにかく試合に出られたことが大きい。

ここまでは、FWジウシーニョとFW萬代がよく頑張ってきたが、やはりFW前田がいるとチームは別物に変わる。


川崎フロンターレ | コメント(0)
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