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【川崎F×京都】 現実味を帯びてきた柳沢敦の代表復帰 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |

2008年04月12日
■ J1第5節

FWフッキ退団後のリーグ戦の2試合で連勝を飾って流れの良くなってきた川崎Fが3連勝をかけて京都サンガと対戦したJ1第5節。

ホームの川崎Fは<3−5−2>で、GK川島。DF井川・寺田・伊藤。MF谷口・中村憲・森・山岸・大橋。FWジュニーニョと鄭大世。

アウェーの京都は<3−4−3>。GK平井。DF増嶋・シジクレイ・手島・MF平島・渡邉・アタリバ・佐藤勇。FW柳沢・徳重・田原。シジクレイをいつものポジションよりもやや下がり目にする3バック的なシステムでジュニーニョと鄭大世にマンマークを付ける。

■ 京都が完封勝利

試合は両チームともいい形で攻撃を行いチャンスを作る好ゲームとなった。川崎FはMF中村憲とMF大橋から再三、2トップに好パスが供給される。しかしながら、京都のGK平井の好セーブもあってなかなか決定機に決められないというもどかしい展開となる。対する京都もFW田原のポストプレーを起点に鋭い攻撃を仕掛けるが、ゴールは奪えず、スコアレスのまま終盤に突入。

緊迫した展開となったが、後半28分に京都がMF中山のパスから裏へ抜け出したFW柳沢が相手DFを巧みにブロックをしながらビューティフルゴールを決めて1点を先制する。結局、柳沢のこのゴールが決勝ゴールとなって1対0で京都が勝利した。

■ ヤナギの決勝ゴール

決勝ゴールを決めたFW柳沢はこれでリーグ戦は2得点目。FWパウリーニョのコンディションがなかなか整わないのとは対照的に、チームの中でエースストライカーとしての地位を固めつつある。

この試合の決勝ゴールも彼らしい「強さ」と「うまさ」が同居した素晴らしいゴールだった。相手DFに激しくマークされながらバランスを崩さずにボールを進めて見事なコースに蹴り込む難易度の高いゴールだった。

ゴールシーン以外でも正確なポストプレーと裏への飛び出しで攻撃の起点として十分に機能しており、京都にとっては非常に大きな補強となっている。「復活したい。」という強いモチベーションもいい形でチームの成績に還元されている。

これだけ質の高いプレーを続けていれば、もちろんドイツ大会以来遠ざかっている日本代表への復帰も現実味が帯びてくる。ジーコジャパンのときは2トップの一角としてポジションをつかんでいたが、不完全燃焼の試合が少なくなかった。岡田ジャパンになって横一線という状態となっているポジション争いの中で、柳沢の経験と技術とインテリジェンスが求められる時が来るかもしれない。

■ ノーゴールの川崎F

一方の川崎Fも試合内容は悪くなかった。ゴールこそならなかったが、MF大橋とMF中村憲を中心としたパスワークは見事で、再三、ビッグチャンスをつかんだ。しかしながら、ゴールは遠く、ノーゴールという結果に終わってしまった。

このメンバー構成をみると、やはりFWジュニーニョの活躍がキーになるが、昨年のACLのセパハン戦と同様に、彼が不発に終わるとチーム全体も勝ち切れずに勝利を逃すという試合が少なくない。FWジュニーニョの能力を最大限に生かそうとすることは悪くないが、FWジュニーニョが駄目な日にいかにカバーできるかが問題だが、そのカバーを行う役目のFWフッキが退団し、再検討が必要となった。

移籍してきたMF山岸や右サイドのMF森らもうまく試合に入り込んでいて、チーム状況は向上の兆しを見せているが、チーム全体でリーグ優勝を目指すには、あと一歩、足りない。5億円といわれる移籍金でトップ下をこなす外国人選手の獲得が噂されるが、リベロタイプのセンターバックを獲得するのも面白いだろう。


京都サンガ | コメント(0)
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