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 2014/11/18  【日本×豪州】 流れを変えて加速させたアギーレ監督の3つの作戦
 2014/11/19  【採点】 vs オーストラリア 日本代表 選手採点 (受付中_5名)
 2014/11/19  アギーレ監督の前半35分のシステム変更の是非について
 2014/11/21  【岡山×熊本】 2015年のダークホース候補と言えるロアッソ
 2014/11/22  なぜファジアーノ岡山はシーズン終盤に大失速したのか?
 2014/11/22  【浦和×G大阪】 逆転優勝の可能性が出てきたガンバ
 2014/11/23  【鹿島×川崎F】 「遠藤ゾーン」からのゴールで初の二桁到達!!!
 2014/11/24  【札幌×磐田】 6試合勝ちなしプレーオフに挑む名波浩監督
 2014/11/24  【山形×東京V】 初のプレーオフ進出が決まったモンテディオ
 2014/11/25  コンサドーレ札幌のホーム最終戦の横断幕を見て感じたこと
 2014/11/25  【讃岐×千葉】 2009年以来のJ1復帰へ視界良好のジェフ
 2014/11/26  日本人屈指のFKの名手と言える宮阪政樹(モンテディオ山形)
 2014/11/26  ベトナム代表の三浦俊也監督の発言をまとめてみた。
 2014/11/27  【結果発表】 J2の順位予想バトル2014 (上) ・・・ 北九州と栃木SCと熊本が予想以上の成績を残す。
 2014/11/27  【みん語:58】 日本人監督の中であなたが優秀だと思うのは誰ですか? → 433票
 2014/11/27  全記事一覧(2005年-2014年)



【みん語:58】 日本人監督の中であなたが優秀だと思うのは誰ですか? → 973票 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



(Q.58)

 → 先日のエントリーでベトナム代表の監督に就任した三浦俊也監督をピックアップしました。その中で、「日本人選手のレベルアップが必要なのはもちろんのこと、日本人指導者のレベルアップも不可欠」という趣旨の話をしました。現状は「選手よりも国際経験が不足している。」と言わざる得ない状況ですが、30代や40代の指導者の多くは元Jリーガーで、有望な若手指導者は確実に増えてきています。

ということで、今回の「みん語」のお題は「日本人監督の中であなたが優秀だと思うのは誰ですか?」になります。ある程度以上の経験や実績を持った日本人監督46名をピックアップしましたので、優秀だと思う日本人監督を選択して投票を行ってください。最大で10名まで投票することができますが、ノミネート外の監督に投票したいときは「上記以外の監督」を選択してください。よろしくお願いいたします。

(リンク先→http://blog.with2.net/vote/v/?id=139508)


※ 投票は簡単に行うことができます。(選択肢を選んで「投票」のボタンを押すだけです。)多くの票が集まった方が面白いと思うので、是非とも、ご参加ください。ちなみに、「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)

※ 当サイトでは「みん語」という形で、様々な題目に関してみなさんのご意見を「投票」という形で受け付けています。「当サイトの訪問者に聞いてみたい。」というテーマがある方は投稿用フォームから送ってください。





★ 現在の投票数 → 973票

   → 投票したい監督を選択してから左下の「投票」をクリックしてください。
   → 最大で10人まで投票することができます。
   → 管理人の意見は「(投票 by じじ)」で確認してください。

   → 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)
   → 記事内容に関係のないコメント(政治的な内容も含む。)はご遠慮ください。
   → 高校サッカーや大学サッカーや女子サッカーにも優秀な監督はいますが、Jクラブならびに男子の代表チームに携わった経験のある監督を対象にしたいと思います。



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【結果発表】 J2の順位予想バトル2014 (上) ・・・ 北九州と栃木SCと熊本が予想以上の成績を残す。 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ 「順位予想バトル2014 (J2編)」の結果

11月23日(日)にJ2のリーグ戦が終了しました。11月30日(日)と12月7日(日)に昇格プレーオフが行われますが、とりあえずとして最終順位が確定したので、シーズン開幕前の1月9日(木)から2月16日(日)の期間に募集を行った「順位予想バトル2014 (J2編)」の結果をまとめてみました。J2の順位予想バトルは今年で7回目でしたが、参加者数は過去最多となる169名で、参加者数の推移は表1のとおりです。

 → 2014/01/08  【J1】 順位予想バトル 2014年版 受付終了 (参加者:301名)
 → 2014/01/09  【J2】 順位予想バトル 2014年版 受付終了 (参加者:169名)
 → 2014/01/20  【J3】 順位予想バトル 2014年版 受付終了 (参加者:63名)

表1. 順位予想バトルのJ2編の参加者数 (年度別)
 参加者数
2008年23名
2009年19名
2010年42名
2011年55名
2012年114名
2013年146名
2014年169名


表2が169名の「平均予想順位」で、表3が「予想順位の分布」となります。表2のとおり、磐田の評価がもっとも高くて、2番手が京都で、3番手が湘南で、その次の松本山雅と札幌と千葉は同程度の評価でした。そして、111名(=65.7%)が磐田を1位に予想しましたが、14名(=8.3%)の湘南が見事に初優勝を飾りました。松本山雅を自動昇格圏内に予想していた人は15名(=8.9%)だけでした。

表2. 平均予想順位 (169名分)
 クラブ名平均予想順位
1磐田1.75
2京都3.74
3湘南4.41
4松本山雅5.37
5札幌5.38
6千葉5.58
7山形6.25
8岡山8.84
9長崎9.57
10大分10.37
11横浜FC11.17
12福岡12.91
13東京V13.76
14水戸14.69
15富山15.20
16北九州15.38
17栃木SC16.78
18FC岐阜16.79
19愛媛FC17.46
20熊本17.52
21群馬19.34
22讃岐20.76
   


表3. 予想順位の分布 (169名分)
  1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位11位12位13位14位15位16位17位18位19位20位21位22位
1磐田1113647414020000000000000
2京都233838271286933000002000000
3湘南143534181810131345320000000000
4松本31225253324191093230100000000
5札幌92418222026131773132210010000
6千葉38252025292912123300000000000
7山形5102213251924131212911110000010
8岡山031111115182620219127424230000
9長崎01111989172925151671240221000
10大分11053810222220211811665611200
11横浜00150961117182922151385331021
12福岡010221455152228191010211035411
13東京00010277791217132121161077444
14水戸00002011171292323272111147640
15富山00002400781181612161914199978
16北九0000000225101021191916211610972
17栃木0001121123351013141713142320188
18岐阜0000222145083131210172228161410
19愛媛0000000221338811928252324157
20熊本000101301105710121116222423248
21群馬00000000022040412111318343930
22讃岐00000000101021115412183390



ベトナム代表の三浦俊也監督の発言をまとめてみた。 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ ベトナム代表の監督に就任した三浦監督

大宮・札幌・神戸・甲府などでJリーグの監督を務めた経験のある三浦俊也監督が「今年の5月にベトナムのフル代表の監督に就任した。」というニュースは日本でも大きな話題となった。フル代表だけでなく、下のカテゴリーの代表監督も兼任しており、9月の仁川アジア大会のベトナム代表チーム(※ このときは22歳以下の代表チームだった。)も三浦監督が率いたが、先日、スカパーでベトナム代表とミャンマー代表の親善試合の模様が録画中継されて、三浦監督が登場してゲスト解説を務めた。

「ベトナム代表の監督としてのデビュー戦を自分で解説する。」というユニークな試みだったが、なかなか面白かった。この試合はベトナムが大勝して無事にデビュー戦を白星を飾ったが、ベトナム代表についてだけでなく、ベトナムのサッカー事情や東南アジアのサッカー事情について、ベトナム国民の気質について、ベトナムでの生活についてなどなど、普段はなかなか得られない情報が多かった。今回はこのときの三浦俊也監督の発言で気になった点・面白かった点・興味深かった点を箇条書きでまとめてみた。


 ・ベトナムも代表チームの人気は高い。
 ・国内リーグの人気はそれほどでもない。(このあたりは日本とよく似ている。)
 ・監督就任の記者会見のときはたくさんのメディアが集まった。
 ・外国人監督に対してはリスペクトの気持ちがある。

 ・テクニックのある選手が多い。
 ・プレイスキッカーのレベルは非常に高い。(Jリーグと同等かそれ以上。)
 ・ボールを回すことは大好き。(日本人以上。)
 ・ハードワークはできない。

 ・全体的に運動量が乏しい選手が多い。(気候が関係しているかもしれない。)
 ・ほとんどのチームが4バックを採用している。
 ・SBの攻撃参加は少ない。
 ・守備意識は非常に低い。(特に攻撃的なポジションの選手。)
 ・「ハードワークできない選手は代表に呼ばない。」と明言している。


日本人屈指のFKの名手と言える宮阪政樹(モンテディオ山形) | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ 初のプレーオフ出場が決定

2008年に小林監督の下、FW長谷川やFW豊田らが活躍して初のJ1昇格を果たしたモンテディオ山形。J1で1年目の2009年はほとんど残留争いに加わることなく15位で「J1残留」を果たすと、J1で2年目となる2010年は13位という成績を残した。「2年連続でのJ1残留」は地方にあるスモールクラブであることを考えると快挙と言えたが、残念ながら、3年目の2011年は最下位になって「J2降格」が決定した。

2012年は鹿島や草津で活躍した奥野監督を迎え入れたが、J2で10位にとどまった。奥野監督の2年目となる2013年も同様に10位。42試合で74得点という得点数は1位のG大阪(=99得点)、2位の神戸(=78得点)に次ぐ3番目だったが、失点数はリーグワースト4位タイ。守備の立て直しが急務だったが、実績のある石崎監督を迎えて、オフの補強にも成功して、今シーズンは6位でプレーオフ進出を果たした。

攻撃の中心は40試合で14ゴールを挙げたFWディエゴだった。開幕からトップ下でプレーすることが多かったが、シーズン終盤に1トップの位置にコンバートされると、この時期から山形の快進撃が始まった。勝負どころの9月以降の13試合は8勝4敗1分け。最終節は東京Vに敗れて自力でプレーオフ出場を決めることはできなかったが、ライバルの1つの大分が敗れたことで6位をキープすることができた。

■ 有望株を続々と輩出しているFC東京U-18

シーズンの終盤に4バックから3バックに変更したことが快進撃の要因の1つと言えるが、シーズンを振り返ってみると、ボランチのMF宮阪の活躍が光った。シーズンの途中に浦和から加入してきたベテランのGK山岸、大事な試合で点に絡むことが多かったFWディエゴの2人の貢献度も非常に高かったが、今シーズンの山形のチーム内MVPを選ぶとしたらボランチのMF宮阪になるのではないかと思う。

MF宮阪は明治大学出身でプロ3年目となる。高校年代はFC東京U-18でプレーしたが、ユースの同期はDF丸山(湘南)、MF大竹(湘南)、MF岡田翔(湘南)、GK廣永(富山)、DF椋原(FC東京)、MF田中奏(岡山)、MF井澤(富山)などなど。J2のクラブでレギュラーとして活躍している選手が非常に多い。「黄金世代」とも言えるが、この中でもトップ集団を走っているのが山形のMF宮阪である。

FC東京U-18のOBはそのままトップチームに進んだGK権田やDF吉本などもいるが、「簡単にはトップチームには昇格させない。」という印象がある。大学を経由してFC東京のトップチームで戦力になっているMF三田しかり、アギーレジャパンのレギュラーをつかみかけているFW武藤嘉しかり、近年、FC東京U-18から大学に進んで、その後、プロの世界に飛び込んで活躍している選手が非常に目立つ。


【讃岐×千葉】 2009年以来のJ1復帰へ視界良好のジェフ | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ J2の最終節

J2の最終節。7勝22敗12分けで勝ち点「33」のカマタマーレ讃岐(21位)と、17勝10敗14分けで勝ち点「65」のジェフ千葉(4位)の試合が香川県立丸亀競技場で行われた。プレーオフ争いは3位の磐田が勝ち点「66」、4位の千葉と5位の北九州が勝ち点「65」、6位の山形が勝ち点「64」、7位の大分が勝ち点「63」なので、千葉は3位に浮上する可能性もあるが、プレーオフ圏外の7位に転落する可能性もある。

ホームの讃岐は「4-2-2-2」。GK瀬口。DF持留、西野、藤井航、小澤。MF山本翔、高木和、古田、岡村。FW木島良、アンドレア。35歳のベテランのFW木島良が32節以来のスタメンとなった。今シーズンは20試合で6ゴールを挙げている。大卒ルーキーのDF武田有はベンチ外で、右SBには27節以来のスタメンとなるDF持留が入った。元日本代表のFW我那覇はこの日もベンチスタートとなった。

対するアウェーの千葉は「4-2-3-1」。GK高木駿。DF山口慶、キム・ヒョヌン、山口智、中村太。MF佐藤勇、佐藤健、幸野、町田、谷澤。FW森本。ここ最近はスタメンはほぼ固定されており、いつもの11人がスタメンで起用された。エースのFW森本は33試合で10ゴールを挙げているが、スタメンに定着した29節以降は13試合で8ゴールと量産している。12ゴールのFWケンペスはベンチスタートとなった。

■ 1対0で千葉が逃げ切る。

試合の立ち上がりはどちらかというとアウェーの千葉ペースで進んでいくが、前半28分に大きなアクシデントが発生する。ハーフウェーライン付近で千葉のFW森本と讃岐のCBのDF藤井航が激突して、FW森本がピッチに倒れこんだままで動けなくなる。競技場の中に救急車が入って来て、FW森本は救急車で病院に運ばれていったが、この影響で試合は28分ほど中断となる。

FW森本に代わってFWケンペスが投入されるが、前半46分にDFキム・ヒョヌンのロングフィードからゴール前のFWケンペスが胸でトラップしてから右足を振り抜くと、これが右ポストに当たってからゴールイン。FWケンペスのファインゴールでアウェーの千葉が先制する。FWケンペスは今シーズン13ゴール目で、これで2試合連続ゴールとなった。前半1対0と千葉がリードして折り返す。

後半になると、讃岐はMF大沢、FW福家、FW我那覇と攻撃的な選手を次々に投入する。2列目の左に入ったMF大沢がいいところでボールを受けることが多くて、MF大沢のところからチャンスを作っていく。大卒ルーキーのFW福家のヘディングシュートがクロスバーに直撃するなど惜しいシーンを作ったが、ゴールを割ることはできない。結局、1対0でアウェーの千葉が勝利して最終節を勝利で飾った。


コンサドーレ札幌のホーム最終戦の横断幕を見て感じたこと | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ それぞれのホーム最終戦

J2は11月23日(日)に最終節が行われた。ほとんどの場合、41節か、42節のどちらかがホーム最終戦となって、ホーム最終戦の試合後には、一年間、応援してくれたサポーターへの感謝の意味も込めたセレモニーが行われる。社長と監督とキャプテンが挨拶をして、その後、選手たちが場内をゆっくりと一周するというのがパターンで、現役を引退する選手がいる場合は「引退セレモニー」が行われることもある。

セレモニーの様子もスカパーでは中継されるので、いくつかのクラブのホーム最終戦のセレモニーを観たが、MF藤本主とMF吉井の2人が今シーズン限りで現役を引退することになった熊本は2人の引退セレモニーも兼ねていた。ホーム最終戦(vs 愛媛FC)で3対1で勝利したこともあって和やかな雰囲気でセレモニーが行われた。選手も、サポーターも、「来シーズンこそ」という思いを強くしたのではないか。

一方、愛媛FCのホーム最終戦は41節の北九州戦だったが、石丸監督の退任ならびにMF関根永の契約満了が発表された後だったので、この2人のお別れ会となった。ともに愛媛FCの創生期からチームを支えてきたが、特にMF関根永は「ミスター愛媛」と呼ばれる選手である。ユニークなキャラクターで知られるMF関根永が発言や動きで笑いを取るシーンが多くて、湿っぽい雰囲気にはならなかった。

■ 印象に残っているホーム最終戦

優勝や昇格など目標を見事に達成することができたチーム、ある程度の結果を出すことができたチーム、有終の美を飾ることができたチームのホーム最終戦は平和な空気が流れるが、当然のことながら、そうでないチームもいくつかある。こういうチームのホーム最終戦は不穏な空気が流れるときもある。(※ もちろん、例に挙げた熊本も、愛媛FCも、満足いく成績を残すことができたわけではないが・・・。)

印象に残っているホーム最終戦の1つ目に挙げられるのは2008年のC大阪のホーム最終戦である。MF森島のラストゲームで、愛媛FCに2対1で勝利したが、ライバルの仙台も勝利したため、入替戦出場を逃した。「J2残留」が決まって、不穏な雰囲気になりかけていたが、挨拶に立ったクルピ監督が「AZUKI(→ブラジルにある自身の日本料理店)」の宣伝を始めたため、一気に場の空気が変わった。

「こんなときに店の宣伝をするな!!!」と本気で怒り出す人もいたとは思うが、それは少数派だった。クルピ監督のキャラクターを知っている人は苦笑いをして、スタジアムの雰囲気は柔らかくなった。とにかく人を笑わせることを一番に考えている人が多い大阪のクラブであるC大阪ならではのエピソードと言えるが、さすがに次の鹿島戦(H)の試合後のセレモニーは殺伐とした雰囲気になるだろう。

それ以外では2年前の町田ゼルビアのホーム最終戦も印象的である。最終節は湘南との対戦となったが、湘南が勝利した。これによって湘南は最終節で2位の京都を逆転して自動昇格を果たすことができたが、その一方で町田は22位が確定して「JFL降格」が決定した。降格が決まったあとにセレモニーが行われたが、挨拶をする予定だったFW勝又は悔しさと涙で全く何も話すことができなかった。

1年前の鳥取のホーム最終戦も忘れることはできない。この試合はプレーオフ出場を狙う千葉を相手に2対0とリードしながら、終盤に2ゴールを許して2対2の引き分けに終わった。試合前の段階で鳥取は最下位の22位が確定しており、入替戦に進むことは決まっていたが、直近の試合の内容を悲観的に思う鳥取のサポーターの何人かが当時の前田監督に対して切実に思いを語っていた姿が印象的である。


【山形×東京V】 初のプレーオフ進出が決まったモンテディオ | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ J2の最終節

J2の最終節。18勝13敗10分けで勝ち点「64」のモンテディオ山形(6位)と、8勝18敗15分けで勝ち点「39」の東京ヴェルディ(20位)がNDソフトスタジアム山形で対戦した。6位の山形は勝つと無条件で初のプレーオフ出場が決定する。3位の磐田との差が「2」なので、3位に浮上する可能性もある。得失点差の関係で7位の大分が引き分けた場合もほぼ確実にプレーオフに出場することができる。

ホームの山形は「3-4-2-1」。GK山岸。DF當間、石井秀、石川竜。MF松岡、宮阪、山田拓、キム・ボムヨン、川西、山崎雅。FWディエゴ。攻撃の要となるFWディエゴは39試合で14ゴールを挙げており、J2の得点ランキングで7位タイに位置する。好調の要因となっているMF川西は32節以降スタメンに定着して最近の10試合で4ゴールを挙げている。MF伊東俊、MFロメロ・フランクなどがベンチスタートとなった。

対する東京Vは「4-2-2-2」。GK柴崎貴。DF安西、田村直、井林、福井。MF澤井、中後、前田直、南。FW菅嶋、平本。J2残留を決めていることもあって、GK柴崎貴やMF南やFW菅嶋などここ最近は出場機会に恵まれなかった選手を何人かスタメンで起用してきた。43歳の大ベテランのMF永井秀はベンチから出番を待つ。ここまでは10試合に出場している。リオ世代のMF前田直は3試合連続スタメンとなった。

■ 2対1で東京Vが競り勝つ

試合は前半9分にアウェーの東京Vが先制する。中盤で相手ボランチのMF松岡からボールを奪ったFW平本がドリブルで前進してから左側を走って来たMF南に絶妙のパスを送ると、MF南が落ち着いて決めて先制に成功する。しかし、直後の前半11分に山形のMF川西がドリブルで仕掛けてから左足で決めて山形が1対1の同点に追いつく。MF川西は今シーズン6ゴール目となった。前半は1対1で折り返す。

後半は今シーズン最多となる13,344人の大観衆に後押しされた山形が攻め込む時間帯が続いていく。エースのFWディエゴにも決定機が訪れたが決めることはできず。逆に後半42分に東京Vは途中出場で右SBに入ったDF高木大のクロスから同じく途中出場のFW北脇が決めて2対1と東京Vが勝ち越しに成功する。大卒ルーキーのFW北脇は3試合目の出場で嬉しいプロ初ゴールとなった。

結局、2対1でアウェーの東京Vが勝利した。山形は自力でプレーオフ出場を決めることはできなかったが、幸いにも7位の大分が敗れたため、6位でプレーオフ出場が決まった。3位が千葉、4位が磐田、5位が北九州、6位が山形となったので、11月30日(日)にヤマハスタジアムで磐田とプレーオフの1回戦を戦うことになった。一方の東京Vは最終節を勝利で飾って20位でシーズンを終えることになった。


【札幌×磐田】 6試合勝ちなしプレーオフに挑む名波浩監督 | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ J2の最終節

J2の最終節。18勝11敗12分けで勝ち点「66」のジュビロ磐田(3位)と、15勝13敗13分けで勝ち点「58」のコンサドーレ札幌(9位)が札幌ドームで対戦した。J2のプレーオフ争いは3位の磐田、4位の千葉、6位の山形、7位の大分の4チームが絡んでいるが、3位の磐田と7位の大分の差は「3」のみ。磐田もPO出場は確定していないが、大分との得失点差が「14」も離れているので、「6位以内はほぼ確実」と言える。

ホームの札幌は「3-1-4-2」。GK金山。DFパウロン、奈良、櫛引。MF上里、宮澤裕、中原彰、日高、荒野。FW都倉、前田俊。ここ最近は「3-4-2-1」を採用することが多かったが、MF宮澤裕とMF前田俊の2人のポジションをやや高めにする「3-1-4-2」を採用した。36試合で14ゴールのFW都倉はJ2の得点ランキングで7位タイに付けている。怪我で欠場が続いていたMF小野伸がベンチ入りを果たした。

対するアウェーの磐田は「4-2-3-1」。GK八田。DF駒野、伊野波、森下、岡田隆。MF藤田義、宮崎智、松井大、小林祐、松井大。FW前田遼。元日本代表のDF駒野は左SBで先発する試合が続いていたが、この日はスタートから右SBに入った。エースのFW前田遼は36試合で17ゴールを挙げている。左SBのDF岡田隆は今シーズン4回目のスタメンとなった。8ゴールのMF山崎亮はベンチスタートとなった。

■ 1対1のドロー

試合は開始8分にホームの札幌が先制する。すでにプレーオフ出場の可能性は消滅しているが、今シーズン最後の試合をすっきりとした形で締めくくりたい札幌が左サイドでFKを獲得すると、スペシャリストのMF上里が左足で蹴ったボールがキーパーのGK八田の逆を突いてゴールイン。MF上里は今シーズン4ゴール目となった。前半は1対0とホームの札幌がリードして折り返す。

勝つと3位でプレーオフに出場することができるが、引き分け以下に終わると4位以下の順位でプレーオフに進む可能性が高くなる磐田は後半開始からMFフェルジナンドを投入。終盤は彼のヘディングの強さを全面に押し出したサッカーに切り替える。すると、後半38分にMF小林祐のCKをMFフェルジナンドが豪快に頭で決めて1対1の同点に追いつく。MFフェルジナンドは今シーズン5ゴール目となった。

その後、札幌は途出場中のMF小野伸に決定機が訪れるが決めることはできない。結局、試合は1対1の引き分けに終わった。同時刻のキックオフとなったJ2の最終節の上位陣は千葉が勝利して、磐田が引き分けで、北九州と山形と大分の3チームはいずれも敗れた。この結果、磐田はずっと3位の座を死守してきたが、最後の最後で千葉に抜かれて4位でプレーオフに進むことになった。


【鹿島×川崎F】 「遠藤ゾーン」からのゴールで初の二桁到達!!! | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ J1の第32節

J1の第32節。16勝9敗6分けで勝ち点「54」の鹿島アントラーズ(3位)と、15勝10敗6分けで勝ち点「51」の川崎フロンターレ(5位)がカシマスタジアムで対戦した。試合前の時点で1位の浦和が勝ち点「61」なので、3位の鹿島には優勝の可能性がわずかに残っているが、5位の川崎Fは優勝の可能性がなくなった。ただ、川崎Fは勝つと鹿島に勝ち点で並ぶことができるので2年連続のACL出場が見えてくる。

ホームの鹿島は「4-2-3-1」。GK曽ヶ端。DF西大伍、青木剛、昌子、山本脩。MF柴崎岳、小笠原、遠藤康、土居、カイオ。FW赤崎。チームトップの10ゴールを挙げているFWダヴィは長期離脱中で、大卒ルーキーのFW赤崎が4試合連続スタメンとなった。ここまで12試合で2ゴールを挙げている。川崎Fの風間監督は筑波大学時代の恩師となる。MF遠藤康は9ゴール、MF土居は8ゴールを挙げている。

対するアウェーの川崎Fは「4-1-4-1」。GK西部。DF武岡、實藤、谷口彰、福森。MF山本真、大島僚、大久保、レナト、登里。FW森島康。大黒柱のMF中村憲と、12ゴールを挙げているFW小林悠は怪我のため欠場で、15ゴールでJ1の得点ランキングの首位を走るMF大久保が下がり目の位置に入る「4-1-4-1」を採用した。右SBのDF武岡は移籍後初スタメンで、CFには大分から加入のFW森島康が起用された。

■ 2対1で鹿島が逃げ切る

試合はホームの鹿島ペースで進んでいく。川崎Fは「4-1-4-1」を採用したが、なかなか機能せず。前半の15分あたりで「4-2-2-2」のような形に戻したが、思うような攻撃はできない。0対0でハーフタイムに突入する寸前の前半45分に鹿島はMF柴崎岳の縦パスを受けたMF遠藤康が相手を体でブロックしてからシュートコースを作ると、得意の左足で巻いたシュートを決めて鹿島が先制に成功する。

さらに後半8分にも右サイドでボールを受けたDF西大伍のクロスを大卒ルーキーのFW赤崎が頭で合わせて2点目を挙げる。FW赤崎は今シーズン3ゴール目となった。川崎Fは後半46分にMFレナトの直接FKで1点差に迫る。MFレナトは今シーズン6ゴール目となった。しかし、鹿島は残りの時間をうまくマイボールで進めて試合は2対1で終了。鹿島は2連勝で、川崎Fは3連敗となった。

首位の浦和がホームで2位のG大阪に敗れたため、鹿島は優勝の可能性が残った。首位の浦和との差は「4」で、2位のG大阪との差は「2」となっている。鹿島は33節はC大阪(A)、34節は鳥栖(H)と対戦する予定になっている。一方の川崎Fは痛恨の3連敗となった。ACL圏内で3位の鹿島との差は「6」となったが、得失点差を考えると鹿島を追い抜くのはほぼ不可能で、ACL出場は絶望的となった。


【浦和×G大阪】 逆転優勝の可能性が出てきたガンバ | | このエントリーを含むはてなブックマーク |



■ J1の第32節

J1の第32節。18勝6敗7分けで勝ち点「61」の浦和レッズ(1位)と、17勝9敗5分けで勝ち点「56」のガンバ大阪(2位)が埼玉スタジアムで対戦した。J1は残り3試合となったが、首位の浦和と2位のG大阪の差は「5」。首位の浦和と3位の鹿島の差が「7」なので、浦和はG大阪に勝利する他会場の結果に関わらず、2006年以来のリーグ制覇が決定する。浦和・G大阪・鹿島・鳥栖の4チームに優勝の可能性がある。

ホームの浦和は「3-4-2-1」。GK西川。DF森脇、那須、槙野。MF青木拓、阿部勇、平川、宇賀神、柏木、梅崎。FW李忠成。ボランチはMF青木拓が2試合ぶりのスタメンで、2006年の初優勝を経験しているMF鈴木啓とDF坪井の2人はベンチ外となった。怪我で戦列を離れていたFW興梠がベンチ入りを果たした。1トップに入る元日本代表のFW李忠成はここまで31試合で6ゴールを挙げている。

対するアウェーのG大阪は「4-2-2-2」。GK東口。DF米倉、丹羽大、岩下、オ・ジェソク。MF遠藤、今野、阿部浩、大森。FWパトリック、宇佐美。ナビスコカップの決勝戦で大活躍したFWパトリックは16試合で8ゴール、日本代表入りが期待されるFW宇佐美は23試合で8ゴールを挙げている。5ゴールのFWリンスとMF倉田の2人はベンチスタートで、日本代表のMF遠藤とMF今野がWボランチを組む。

■ 2対0でアウェーのG大阪が勝利

浦和が初優勝を決めた2006年の最終節を思い起こさせる緊迫感漂う中で始まった注目の首位攻防戦の前半はほぼ互角の展開となる。どちらかというと浦和がボールを保持する時間帯が長かったが、G大阪もFWパトリックの走力と強さを生かした攻撃で形を作っていく。ただ、ともに「負けたくない試合」だったので、無理をして人数をかけて攻めることはなかった。前半は0対0で終了する。

後半も同様の展開となる。残りの対戦カードを考えると、ここでホームで勝利して優勝を決めたい浦和は後半11分にMFマルシオ・リシャルデス、後半19分にU-19日本代表のMF関根貴を投入。勝負に出るが、なかなか交代選手が持ち味を発揮できない。勝って浦和との差を縮めたいG大阪もベンチスタートだったFWリンス、MF倉田、FW佐藤晃を投入。先制ゴールを狙いに行くと終盤にドラマが待っていた。

後半43分に浦和のFKのカウンターから途中出場のFWリンスが左サイドを突破して中に折り返すと、ゴール前に入って来たFW佐藤晃が右足で丁寧に合わせてアウェーのG大阪が先制に成功する。さらに後半48分にもMF今野のパスを受けた途中出場のMF倉田が決めてダメ押しの2点目を挙げる。結局、終盤に途中出場の3選手が大活躍を見せたアウェーのG大阪が2対0で会心の勝利をおさめた。



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